皇室女子 “鏡”としてのロイヤル・ファミリー

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皇室女子 “鏡”としてのロイヤル・ファミリー

  • 著者名:香山リカ【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 秀和システム(2019/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784798056340

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内容説明

平成31年4月30日。天皇陛下が退位され、皇太子殿下が即位します。それは、雅子さまが新たな皇后となられる日でもあります。本書は、さまざまな社会現象を精神科医の立場から鋭く論じてきた香山リカ氏が、日本女性の写し鏡である女性皇族たちの家族・女性・子どもといった心理的な問題を客観的に分析します。皇室女子を通して、日本女性のあり方、結婚や子育てといった女性ならではの悩み、自分らしい生き方について論じる異色作です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

37
週刊誌掲載の記事から香山さんが、個人的に意見を述べたもの。平成のロイヤルファミリーを振り返ってみると、雅子様本当にお辛かったと察します。しかし、令和になって即位の纏わる儀式での雅子様の笑顔は晴れやかにみえた。今後のロイヤルファミリーに明るい未来を。2019/05/13

いろは

30
昨今ワイドショーを賑やかしている皇室。言いたいことは色々あるけど、ここで私見を述べるのはやめておきます。特筆すべき新たな内容はなかったが、努力をせよと言われればできるけど、努力をせずにうまくやる難しさというのは、ちょっと考えさせられました。皇室は社会と切り離された歴史の中の存在ではなく、我々一般人のリアルを写す…例えば女性のキャリアだったり、メンタルヘルスの不調だったり、子供の不登校だったり。サブタイトルの『鏡としてのロイヤルファミリー』には、そんな意味がこめられているということか。★★☆☆☆2021/09/05

うさうさ

21
皇室に特別の関心もない私が読んでもめちゃくちゃ面白かった。 美智子さま、雅子さま、紀子さま達が悩み苦悩しながらも皇室女子として歩んで来られた歴史の一端が垣間見れて興味深い。 特に、雅子さまと紀子さまの比較は、まさに長男の嫁と次男の嫁で親近感が湧くなあ。 雅子さまのご結婚のときは私も社会人になっていて、その報道を見るたびに、高いキャリアを持つ女性がそれらを手放し皇室に嫁ぐのかと気の毒に思ったのを思い出す。 あとがきを読んで著者も同じことを書いてらして笑えた。2019/01/23

りらこ

15
雅子様の今までの道を医師の視点で見て、また自分も同じ女性として様々分析したもの。年齢的にもそう遠くないし、男女雇用機会均等法施行当時に、女性の働き方の旗頭のようにもキラキラしていたあの世代の雅子さま。ご成婚が決まった時、バリバリ働いていらしたという話とともに、彼女が仕事で送ったFAXの送り状を見せて頂いたことがある。美しい文字で記されていた短文と名前。第二の就職のような気持ちで嫁がれるのだろうかと、よく出来る先を行く姉を見守るような気持ちもどこかにあった。それこそこの本の鏡という言葉そのもの。2019/02/02

よみ

12
私を含めた一般人の関心って、そういえば女性皇族に対してだけ異様に高い!2019/08/08

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