聖地への旅 精神地理学事始

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聖地への旅 精神地理学事始

  • 著者名:鎌田東二
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 青弓社(2014/07発売)
  • ポイント 26pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787210302

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内容説明

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はるか神話の時代から、かわることなく生命を育みつづける世界各地の聖地を訪ね、封印された聖なる時空を、おのれの身心をとおして現出させる。聖と俗、死と再生に思いをはせる聖地巡礼の記録と記憶。

目次

序章 古神道/生命/霊性──精神地理学を求めて第1章 聖地への旅 1 韓国・慶州の霊山・南山 2 聖地・南山と蛇シャーマニズム 3 ロシア──境界の聖地 4 現代の他界“宇宙”にいちばん近い場所 5 曼荼羅世界の宇宙船・天河弁財天社へ 6 承徳・密教聖地に秘められた天地交合の風水学 7 他界へのチャンネル“斎場御嶽” 8 神の島「大神島」からニライカナイへ 9 「青」のかなたへ──聖地巡礼のイメージ第2章 聖地の思想 1 聖地と癒しと変容 2 聖地の気配 3 神のいます島──久高の音 4 聖地は性地である 5 川は都市の「子宮」である 6 もう一つの地縁共同体 7 中上健次と紀州 8 生命の森が発する聖なる波動──環太平洋・環大西洋祭祀文化との出合い 9 観音の身体と観音の浄土──チベットの“風”に吹かれて第3章 沖縄巡礼 1 沖縄の大気と神と祭りを求めて 2 ケルトと沖縄──常若とニライカナイ/常世 3 音の市、音の力──照屋林賢の音楽世界 4 現代の「オモロ」奏者・喜納昌吉 5 神の島、大神島 6 ニライカナイからの賜り物──宮古島の八重菱をたずねて 7 沖縄からの祈り、神戸からの祈り 8 「光りの島」としての沖縄と日本を求めて 9 「世界の涯て」と黒潮 10 湧上聾人と土地の力 11 アジアのウォーターフロントと湧上和夫氏 12 沖縄から問いかけるもの終章 魂の再生回路としての四国遍路