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内容説明
オレの名は乾十三。あの大戦を経て、「拡張者」と呼ばれる身体機能拡張処理を施した者達が溢れるこの街で、オレは拡張者達に関する問題を「処理」する稼業を生業にしている――。 鉄朗の兄弟だという謎の男・硫黄の手によって重傷を負ってしまった十三。軍事機密の塊である十三を治療する鍵は、拡張者専用の収容施設「凶器の保管庫」にあると知った十三とメアリーは保管庫の最奥へと潜入するが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
15
もしかしたら.......いや、もしかしなくても十三とかGSUのみんなはハンズの意識というか性質のようなものに感化されて近しい存在になってるんだろうな。だから十三の性格もどこか相棒に似てハードボイルドな雰囲気になっちゃっているけど元々の精神年齢は幼いから何となくミスマッチな雰囲気になってるとかなのかなー。あとは偽ヴィクターがヴィクターとはまた別の人格・存在として感じられてきて、彼が消えるのはなんか嫌だね。2020/01/17
Bo-he-mian
13
う~む、面白い。元々このマンガは絵のタッチや雰囲気が好きで読んでいたのだが、単行本できちんと通して読んで、意外にカラスマ・タスク氏ってストーリーでも読ませるタイプだなぁと感じる。連載を長引かせるためのギミックもちょこちょこ見えて来たが(笑)、その一方で連載当初から設定としてかなり細部を固めていた事も感じられる。主人公・十三の「相棒」が行方不明、「ハルモニエ」の実験体である鉄朗が、その技術を開発したベリューレン社CEOの息子であるとか・・・そうした設定が物語として稼動し始めるのが前巻の辺りからで(つづく)2019/10/01
よし
2
「拡張者」というサイボーグがあふれる世界で処理屋「乾 十三」が活躍する物語第8弾。相棒だったハント・ゲレングの謎やヴィクターの本体を探しに収容所「ヴンダーベンダー」に行く十三とメアリーの巻。アラハバキ・シリーズとの戦いが当分続きそうですね。2019/11/09
きのと
2
そろそろもう良いかもというか、終わって。なんか最近勢いがないんだよな2019/08/17
にぃと
2
新展開?突入。6体のアラハバキシリーズ。 ヴィクターの本体が隠された拡張者の収容施設「凶器の保管庫」。そのさらに裏側、あまりにもグロテスクなコレクションルーム「驚異の部屋」。ついに明かされるヴィクターの本体とその悲惨な姿―。設定だけで楽しくなるような数々。雰囲気ハードボイルドなのに作中漢字が多いのも素敵なミスマッチぐあい。 アニメ化するらしいけどアクションやデザインを上手くアニメ対応されるのはけっこう大変じゃないか。期待。2019/03/21