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内容説明
オレの名は乾十三。あの大戦を経て、「拡張者」と呼ばれる身体機能拡張処理を施した者達が溢れるこの街で、オレは拡張者達に関する問題を「処理」する稼業を生業にしている──。 十三の事務所を訪れた新たな客。それはベリューレン社お抱えの処理屋にしてガンスレイブユニット・セブンを従える少女ペッパーだった。彼女の狙いは、十三も自分の所有物にすること。拒否した十三は同型同士で戦うことになるが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
12
オリビエ生きてた〜!ってなったけど次から次へと怪しげかつ裏に事情をてんこ盛りに抱えたような人達が増えてくる!ヴィクターの変貌の理由とレフティの謎が知りたい。というかレフティ!ミギーならぬヒダリーだね!あとアダムスファミリーのハンドにも似てるし犬みたいな振る舞いもして何となく健気で気になるフォルムだ!2020/01/15
磁石
9
他人を傷つけるためにそんな身体になった奴の言葉なんか、信じられるわけ無い……。とある女の子のセリフが、やたらと重く感じられた。重火器・拡張体・サイボーグ、これらはどこまで行っても誰が使ってもどれだけ言葉を尽くしても、たらす結果は同じ=他人を傷つけるだけ。銃には刀のように活人剣なんて道は存在しない、誰もそんなことしてこなかった、ただ冷静に効率的な破壊だけを求めてきた。カウボーイやガンマン達が怠けてきたツケが、これから先ずっと重くのしかかってくる、か……。ノーガンズライフ、早くできるとイイな。2016/12/06
にぃと
7
登録埋め。 十三とセブン、GSU同士の対決。そしてメアリーの姉にして十三の専属技師であるヴィクターとの再会、と十三の過去にまつわるストーリーに。回想ばかりだけど、かつての戦争時代のエピソードや全てのGSUについてはいつか個別に見てみたい。その間に挿入された拡張者の霊のエピソードはこれぞハードボイルド、って感じですごく好き。片腕ながら圧倒的な性能の十三も見れるのがよい。2022/05/04
サケ太
5
十三の前に現れたセブンとペッパー。“手”の拡張者。メアリーの兄、ヴィクター。十三が彼から受けた依頼。囚われた鉄郎。ハードボイルド。素敵。2016/12/13
はりーさん
4
GSU同士の戦闘シーン良かったわ。射手がいないと勝ち目が無いというのが、この段階の終着点であり、伏線な訳ね。そして、手のみの拡張者という奇妙な事件が色々と繋がり、次のキーとなるヴィクターが登場か。十三とメアリーの思い出の中に出てくるヴィクターと、現在立ちはだかっているヴィクターと名乗る男との性格の差がポイントですな。メアリーの想いを叶えるために立ち上がる手負いの十三がどこまでやれるか。展開が気になるね。2019/12/11