内容説明
浪人新見左近を名乗り、弱きを助け悪を討つ。王者の秘剣、葵一刀流を遣うその男の正体は、のちの名将軍、徳川家宣――! 五代将軍綱吉のたっての願いで、世継ぎとして江戸城西ノ丸に入って三年。徳川綱豊としての平穏な日々を過ごしていた左近だが、ひそかに想いを寄せていたお琴の身に危難が訪れていることを知り、再び浪人新見左近として市中に出ることを決意する。大人気時代小説新シリーズ、堂々開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らび
22
新シリーズですがあまり分ける必要もないような続き物で左近の側近が増えたことと谷中の屋敷から浜屋敷に替わったことくらいで、お琴の危機を救うべく藤色の着物姿でお忍びで再び市中へ。ちょっと歩くときな臭い輩と遭遇し悪行を成敗する。まあ分かっているのでいいんですが折角だから藤色はやめてもいいよね。結局2人は振り出しにもどりどうしたいんだ?と唸る・・。史実的には左近殿、この時点で46歳くらい?あと2年で将軍。小説だしフィクションですけどね・・。2020/02/10
E
1
新シリーズ、左近が西の丸に入って三年、からのスタート。左近は何歳設定? 京へ行ったお琴、またもや災いに巻き込まれる。中屋は焼かれお琴は行方不明。しかも勝手に見初めた戸沢は付け狙ってるし。お琴を探し身を守るために市中へ下る左近。左近に心配かけたくないからとお琴は手紙も出してなかったし、居場所も教えてないとか逆に心配かけてるよね? 報連相はちゃんとしろ。お琴さぁ…と恋を応援するより苛立ちの方が大きくなってしまった。貴船屋もクソだが、勝手に惚れて付け回す江戸版ストーカー野郎もだいぶ邪魔。続→2022/10/16
asky0084
1
★★★★✪2019/03/05
さるお
0
時代は問わずヒーロー物好きだなぁ。 様々なストーリーを描き出す著者の表現もいいなぁ。2023/02/03
河口智子
0
ドキドキしながら読んだ、2022/07/07