内容説明
ローズの決死の活躍をはじめ皆が力を振り絞った結果、孝弘たちはマクローリン辺境伯領軍の手から逃れることができた。その後、アケル王家に受け入れられた孝弘たちの下に、聖堂教会の使者として飯野が現われる。聖堂教会からの申し入れは、辺境伯と停戦の話し合いの場を設けるために、孝弘を帝都に招待したいというものだった――「小説家になろう」発、異世界ファンタジー第十三弾! 短編の「変わりゆく日々」ほか書き下ろしパートも大幅収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
4
久々にゆったりできた本巻。しかし聖堂教会がどうにも胡散臭いからなぁ。2023/12/12
加賀ますず
4
加藤真菜の秘密。真島孝弘の思い。前巻でなんとかひと段落し、アケルの勇者として讃えられる孝弘たち。そこに探索隊から合流しないかという提案があり…というあらすじ。前巻まで緊迫した内容が続いていた分、今巻では雰囲気もぐっと落ち着いて、彼らの現状やこれからをどうするのかといった状況整理に焦点が当てられている。その中で加藤さんの中に芽生えている想いや、彼女の過去の友達などが絡んできて、バトルはなくともしっかり面白いハイクオリティ。でもそんなにゆっくりもできなさそうなひきに期待感もマシマシ。2019/11/20
niz001
4
ずいぶん弱弱しくなっちゃった加藤さん巻。大勢力と腹の探り合い。2019/01/02
こも 旧柏バカ一代
3
逆境から何とか逃れて、それで高まった名声を利用して基盤を築こうとしたら…そんなに上手く行ったら面白くないわな。最後のシーンもなかなか良い終わりかたをしてる。2019/01/02
Ozymandias
2
ついに真菜編きたか。次回は勇者戦っぽいし、色々楽しみ。2019/01/27