内容説明
竜淵の里で過去の勇者の悲劇を知り、自分たちの存在を受け入れてくれる場所を作ることを決意した孝弘は、新たな仲間・ロビビアとともにディオスピロの街へと戻った。すると、宿の前でばったりシランの伯母・リアに出くわす。リアは、村がモンスターの被害に遭っており、その陳情のために街へと出て来たところだった。孝弘はその討伐を引き受けて開拓村を訪ねたが、そこでシランが異変をきたし…!?――「小説家になろう」発、異世界ファンタジー、待望の第九弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
3
シランの故郷エルフの郷へ。深刻さがほとんどないシリーズから唐突に移行すると、主人公たちの追い詰められっぷりに驚く(笑)。Web版にかなり追いついて来た。2017/06/27
さあささん
3
シラン回です。/竜淵の里の一件からシランの故郷に行くまでの話ですね。前々から不穏な雰囲気があったシランについての悩み解決巻です。シランは眷族としては特別なポジションだっただけあって、孝弘との関わり方が他のモンスター達と違ったというところからの話は期待していた通りの雰囲気でした。ただストーリーの進展がそこまでなかったため、そこは少し期待はずれです。次の巻ではもう少し進みそうな雰囲気があるのだ楽しみです。2017/05/11
niz001
3
表紙通りシラン巻、やっと。それもあって人型じゃない眷属の出番がすごく少ない。ガーベラは遂に結ばれたからいいかw。次もシラン巻かな?2017/05/05
Ozymandias
2
シラン回。シラン関係の伏線が一気に回収され、こんなに伏線あったんかと驚く。よっしゃ問題解決や、ってところでどん底に突き落としてくる感じもたまらん。続き読まな。2018/04/27
高城剣
2
しばらくはシランのターンか。2017/09/25