内容説明
突如、モンスターの大群に襲われたチリア砦。砦内が大混乱するなか、真島孝弘は襲い掛かるモンスターをアサリナとあやめの力を借りて撃破した。だが、その姿を騎士の一団に見られてしまいモンスター襲来の嫌疑をかけられる。一方、砦では危機を脱するため、十文字と渡辺という二人のチート持ちを中心にした反攻作戦を決行。だが、作戦の最中、誰もが想像しない事態が起きて――怒涛の展開に目が離せない! 「小説家になろう」発、異世界サバイバルファンタジー、待望の第四弾。シラン視点の書き下ろし短編「わたしの勇者様」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
17
勇者たちのゲーム脳が凄かった。同胞たちを経験値にしか思ってなかったとは・・それに対抗する主人公達は戦力不足だった。。アレ?ツンでね?2021/05/15
しまふくろう
9
続けて購入。 物語は敵が姿を現した話。女騎士がアンデッドになって、それを従える展開が徹底してるなあ。主人公サイドで一人だけ人間なままの加藤さんがイレギュラーというのが面白い。2019/05/06
ご主人様見習い
7
上手い展開の仕方と感心。死亡フラグな台詞を言っていた女騎士が死にそうだなと思っていたら案の定死亡。良いキャラなのにもったいないなと思ったらゾンビ化。主人公はモンスターに意思を与えることができるのでゾンビになった彼女の意思を見事復活させた。他のモンスター使いがいたとか、仕込がなかなかよかった。2016/09/03
niz001
7
現地人と合流してどうなるか、と思ってたらそう来るか。一気に面白くなったけど、終着点もチラついてきた。2015/10/31
真白優樹
6
反攻作戦の最中、大変な事態が巻き起こる今巻。・・・この作品、人間が比較的最低というか裏の一面出し過ぎというか。その為モンスター娘達の魅力が際立って見えるのだろう。敵は根深く裏に裏を重ねて敵がいる・・・考えるだけ滅入りそうな展開であり、人間の暗い一面がこれでもかと出ている。だからこそ主人公達は勇者達とは分かり合えず、ああいった仲になってしまうのだろう。・・・元の世界から一緒に来た仲間達とも共にいかず進む彼らの行く先に待ち構えるものとは。まだまだ冒険は終わらず続いていくのである。 次巻も楽しみである。2015/08/30