バンチコミックス 死役所 12巻

著者名：あずみきし【著】

新潮社（2018/11発売）

• ISBN：9784107721358

内容説明

お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“私なんて無職になった時点で死んでおけば、誰にも迷惑かけずに済んだのに…”生活保護問題の本質を、履き違えていませんか？　魂抉る死者との対話、尊厳の第12巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

生活保護、虐待、冤罪と思い話が多いな。最近の巻はうっかり死んじゃった的な話はないよな。

2020/02/10

[フキノトウ]

生活保護を恥じる女性が、精神的に追い詰められる姿に胸が痛くなった。同居し年金をパチンコに費やす父が身勝手。なりたくてそういう状況じゃないのにね。

2020/07/06

[マサキ＠灯れ松明の火]

｢かわいそうな人｣、亜希保さん…貴女は真面目すぎて疲れてしまったのですね。パチンコ依存症父！消えて下さい。｢おててつないで｣、潤矢くん…次は、優しいママとパパのところに行けるといいね。ママとパパ…地獄に落ちろ………｢夜ノ目町爆弾事件｣、冤罪…無くして欲しいです………………

2019/05/02

[らなん]

ギャンブル好きの父親が同居する、病気がちで無職の娘の健気な姿が辛い。更にはまだ話も出来ない子の虐待死。父親にも同じ目に合わせて欲しい。

2019/02/02

[十六夜（いざよい）]

「かわいそうな人」「おててつないで」「夜ノ目町爆弾事件」収録。持病のため職に就けず、貧困生活を強いられている娘と父親の話。生活保護をもとにようやく暮らしを立て直せるかと思った矢先に溺死…なんだか凄く居た堪れなかった。幼な子の虐待死は架空でも嫌な気持ちになる。自分の子を殴られて見ぬふりをする母親って…もちろん一番悪いのは殴る奴だが。冤罪被害者をきっかけに、シ村が重い口を開く。

2019/01/31