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内容説明
張良の策により秦軍に勝利し、関中へ近づく劉邦軍。だが、先に待ち構えるは天険・函谷関。張良は、この難所の攻略ではなく、南の武関を通っての関中攻略を選択。その途上の宛を黄石の歌と布石によって、丸ごと奪い取ろうとしていた。だが・・策の仕上げとなる劉邦軍は宛を素通りしてしまう!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新天地
8
劉邦の器の大きさとそれに比例したバカさ加減はわかっていたはずだか、さすがに今回は劉邦ダメだろう。史実の基づいたストーリー展開なのはわかるけど張良の足を引っ張り過ぎ。それでもギリギリ憎めないキャラなのは天晴れだが、ギリギリの憎めなさである。あと7巻項羽が補給を絶っての無茶な戦いで秦軍を破っていたが、ショウカのセリフでやっぱり戦は補給が大事とわかってこのマンガの戦争に対する基本路線は変わらずなので妙な安心感がある。2018/08/03
北白川にゃんこ
7
天啓!2023/01/14
Jusiou
7
張良の軍略がさえまくる!横山光輝の張良も良いが、川原さんの張良が好き。軍師物は大好きだなぁ。2018/08/26
T.Y.
6
武関からの咸陽入りを目指す劉邦軍は南陽郡守と対決する。だが韓王の元に走った張良は過労で倒れ…軍師がいないと早速失策を重ね、危うく張良の仕込みをも台無しにしかける劉邦。張良が主役だけに足を引っ張られてる感も強いのだが、しかしやはり大将が馬鹿だから助けてやろうという気になるのが度量か。兵達の気持ちも気はする、憎めない味を出している。そして最後の無血開城、無能のせいで余計な苦労をした空気はあれど、やはり決まるのは爽快である。黄石にも仕込みで久々の活躍が。ここは上手く使ったものだ。2018/10/04
零崎夢織
6
関中を目指すため函谷関を避け、より南にある武関を通るために宛を攻略する事に…な巻。 劉邦がまたらやかしますがそれでも挽回する張良。ミスすら利用してしまうのが良いですね。2018/08/12