内容説明
クルセージュとラグラドールの武力衝突。恐れていた事態にシルディーン国中が混乱する中、行方不明になったプレアーナとユベルを探すカシュヴァーンたちだが、錯綜する情報に対処が追いつかずにいた。そんな折、以前救ったレビンたちが亡命させてくれないかとやってくる。そこにはなぜか、クルセージュ国王・デュランダールの姿もあり……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晴久
7
大団円とはこのこと。そんな最終巻。設定的にも、どうしてそんな風になれたのだろうと思っていたプレアーナ様の物語が、印象深いですね。エルとジスが幸せそうで何よりだし、カーシュもアリシアも相変わらずだし、ハピエンでした。辛いこともあったけれど面白いシリーズでした。2019/01/28
陸抗
7
最終巻。復讐の憎悪に凝り固まった人が、誰かの説得に簡単に応じるとは思わなかったけど、流石アリシア。まあ、アリシアだけの力じゃないけれど。あの親子が、ゆっくりと傷を癒せて行けるかどうか、多少は気になるかな。他の主要な面々は、皆まとめてハッピーエンド。かなりの力業も行われてたような。凄いな金の力(違)長く続いたシリーズも、これで終わり。楽しかった。2016/11/26
TAMA
4
誰よりも自分が嫌いだった人。そんな人たちがいっぱいいた気がします。自分が好きになっていくきっかけは意外と「鈍感な人」なのかーとか失礼なことを考えつつ、視力は悪くても真実を見る眼に畏敬を感じる。ルアーク幸せにね。ユベルも子供になりたいみたいだからアリシア旦那様ともっと仲良く幸せに2016/12/13
あまぐり。
3
…振り返ると…いろんな意味で、めちゃくちゃで無茶で酷くドロドロだったと思うんだけど、しっかり納得出来るかたちできちんとおさまった。ここまでみんなよくがんばったなあ(二次元的にも三次元的にも)。2017/03/13
ミド
2
次から次へと出てくる名前に誰だっけ?となりつつ読了。アリシアは何回結婚すればいいのだろう?でもタイトルが「再婚」だからこれでいいのか。イラストが変わる前に終わっていたらよかった。これは完全に蛇足。2017/04/02