カドカワBOOKS 公爵令嬢の嗜み6

著者名：澪亜【著者】/双葉はづき【イラスト】

KADOKAWA（2018/03発売）

• ISBN：9784041063224

内容説明

その少女には剣を持つ天賦の才があった。しかし、タスメリア王国では女は騎士になれない－－。転生悪役令嬢アイリスの母であり、社交界の華と謳われるメルリス。彼女の秘められた少女時代が、今、語られる……！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リディア]

お母様のお話。お話は良いのだけど結果、結婚するのがわかっているので今一つ楽しめないかな。文章は今までよりも読みやすい気がした。お父様格好いい。前巻までの人物紹介の顔はうさんくさかったから。

2019/04/19

[いくら丼]

スピンオフですね！　お母様の過去が描かれ――って、えっ？　めちゃくちゃ加筆されていない？　こんなんだっけ？　本編と比べて、web版タイトル「武家の嗜み」は、読み返しが少なかった気もするけど……もっと、「このシーンが書きたい！」の一心でそこまでぐいぐい駆け抜けたイメージが強かったような。だいぶ充実させた？　それに、てっきりお母様だけかと思いきや、本編後のアイリスが過去話を聴く導入だったので、アフターも垣間見れて良かった！　お母様の過酷な状況も、臨場感を持って伝わってきた気がして、本編以上に買って良かった感。

2022/09/24

[しろね]

アイリスの母 メルリスが主人公の話。なぜ社交界の華であるメルリスはこんなに強いのか？ということが語られます。幼少期に経験した悲痛な出来事、二度の挫折、未来の夫であるルイとの出会いなどが描かれています。アイリスとはまた異なる才を存分に発揮しており、とても清々しい気持ちで読めます。

2020/08/30

[TAMA]

webで読んだつもりだったけど、読んでないところがあったみたいで独立したお話として楽しく読みました。イラストで小さいころのサイズ感はわかったけど後半にはなくてどのくらいなのかがわからなかった。絵、状況把握しやすくてありがたいです。最終、身内の犯行かあ。お父様あまりにも迂闊では。

2018/07/18

[すがはら]

強くて格好良いアイリスのお母様の過去話。番外編の短編みたいなものかと軽い気持ちで手を出したら、まさかの「まだまだ続くよ！」でした。ここまででも結構重い話だったのに、この後はもっと大変なことになりそうです。せめてお母様とお父様の恋模様とかアイリスとディーンの甘々な様子とかをたっぷり目でお願いします。

2018/04/13