内容説明
隣国・トワイルと戦争に突入し、必死に領地を守るアイリス。領民たちと力を合わせ危機を乗り切ろうとする彼女の元に、第一王子アルフレッド戦死の知らせが!? ワーキングお嬢様、望む未来をつかむために奔走する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
表紙が表紙なので展開が悲しくても大丈夫だろうな…と読んでしまったのでした。公爵令嬢が自分の領地を繫栄させ、数々の苦労を乗り越え国も富ませる大団円です。憎まれ役二人の末路はかなり哀れ…。2025/01/26
宇宙猫
25
★★★ 完結編。まぁ上手くまとめたんじゃないかな。2017/10/21
dorimusi
18
本編としては完結。なのかな。 戦記物でもないので、東部も北部も戦闘そのものはおいとくとして。ディーンの死亡説→レティ即位への流れは計画通りなのかは読者にはわかるようにしてほしかったな。ディーンに対する評価が全然違うものになっちゃうと思うんだけど。。 偶然生き残って、アイリスが断ったみたいだしラッキーみたいな、場当たり的な結ばれ方になってない? 6巻以降も借りてるけど続きはいいや。完結まで一気に読んだ!って言う達成感はある。2021/12/04
蒼
17
アイリスの母メルリス、武人としてだけではなく母としてもカッケーと内心歓声を上げてサクサクページが進んだ。ディーン死亡の報には、いやいやこれはハッピーエンドへの伏線でしょとライトノベルを読み慣れたワタクシ騙されませんわよと、怒涛のラストページへ突進はとてもすっきりする読後感でした。2024/11/30
anko
15
恋愛ものと言うより歴史人物ファンタジーなのかなと。公爵令嬢アイリスがたくさんの謀略や困難にぶつかりながらも成功と愛をつかみ取るお話。転生ものでもありお決まりの断罪シーンから始まるけどそれぞれのエピにクライマックスがあり対決の場面、戦いの場面それぞれに臨場感もあって一気読み。長いお話なのに冗長にならずスピード感のある展開と魅力的な登場人物に魅せられた。最後はちょっとバタバタしたかな。これで終わりは寂しいような、番外編やスピンもあるかな?2017/10/06