内容説明
「消息を絶った密偵を捜してほしい」――縁切寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは――。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
90
隅田川御用帳「寒梅」17巻。楽翁を命で江戸を離れ越後へ事件解決後、江戸に戻れず柏崎の揉め事を片付けに大忙しの十四郎さん、やっぱり橘屋でお登勢さんと御用をして欲しいですね次巻はあるのかな? 2018/05/30
RAKUSI
11
前作と時間を置かずに読んだので思い出す作業もなくすんなり楽しめました。ただ番外編のような感じがしました。続き書いてほしいです。2017/12/17
ひさか
7
2017年9月光文社文庫刊。書下ろし。シリーズ17作目。寒梅、海なりの2つの連作短編。楽翁の密命で、塙十四郎が活躍し、ちょっとした冒険活劇になっている。再開記念のボーナスステージのようです。2019/03/15
たーくん
6
「消息を絶った密偵を捜してほしい」―縁切り寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは―。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。2023/06/13
シトラス
4
やっとお登勢と一緒になれたのに楽翁の命を受けて遠方へ隠密として探りに行くことになった十四郎。 しかし、結局のところ楽翁からの使者だとして藩内に入り込むならば、別に命の危険はなかったんじゃないの…と思ってしまう。 その後も、これ幸いと飛び地での事件解決に駆り出されて、これも解決。 早くお登勢の元に戻って、橘屋の仕事に復帰する十四郎が読みたいな。2019/05/27
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