光文社文庫<br> 雁の宿~隅田川御用帳(一)~

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光文社文庫
雁の宿~隅田川御用帳(一)~

  • 著者名:藤原緋沙子
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2017/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334773120

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内容説明

自らの藩が取り潰しとなり浪人となった塙十四郎。生計を立てるのに苦労する十四郎は、ある日、襲われていた元幕閣の大物を助けたことをきっかけに、縁切り寺「慶光寺」の御用宿「橘屋」に雇われる。さまざまな悩みや問題を抱えて駆けこんでくる哀しき女たちを救うため、十四郎と橘屋の女将・お登勢たちが奔走する。著者の代表シリーズが光文社文庫に初登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PAO

14
「一度踏み入れた事件をそのまま捨ておく事はできません。第一、橘屋の暖簾が泣きます」…いまいちパッとしない男たちに比べお登勢さんはカッコよすぎ。縁切寺も持参金次第で格付けがあって待遇が異なるのには何となく笑ってしまいました。キリスト教の修道院とは入る目的が違うのですね。江戸の街が舞台ですが丁寧に地名が書かれていて馴染みのある場所も多かったので想像がしやすかったです。すっきりした気持ちになりたいときにこのシリーズも読むことにしましょう。2021/12/12

ごへいもち

13
切った張ったに魅力を感じないので評価、微妙。一応続きも読もうっと。2023/03/07

hnzwd

12
隅田川御用帳シリーズ。江戸時代に、女性から男性に持ち出す離縁、というテーマを元に、その裏で何があったのかを調べる寺宿を中心としたお話。最後に主人公である十四郎がズバッとやるのは、時代劇定番っぽくてよい。2023/08/23

OIRA

5
これまで、それほど手にしたことが無い長編時代小説。作家、シリーズ、それこそたくさんあって…。誰のどの作品から読んでいいのやら…。途方にくれていたとき、偶然に手にした著者の代表シリーズ。光文社文庫にて手にした。うん、読んでて楽しかった。どの本を読もうかな?…などと考えるようなとき、迷わず、この読書の楽しみの世界を追いかけましょう。とてもいいシリーズに巡り会いました。感謝!2022/03/31

めにい

5
以前は違う出版社から出ていたとのこと。16か月連続刊行だそうだから当然。とても読みやすいのだが、この男の良さがいまひとつわからない。2016/06/12

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