光文社文庫 花野～隅田川御用帳（十六）～

著者名：藤原緋沙子

光文社（2017/11発売）

• ISBN：9784334775162

内容説明

「切られた縁を元に戻してほしい」――。縁切り寺の御用宿「橘屋」に駆け込んだ上総の女おふきは、そう訴えた。珍しい駆け込みに戸惑う用心棒の十四郎と主のお登勢。十四郎が、離縁した元亭主に会って話を聞いてみると、背後に上総の幕領を巡る事件の影がちらつく。上総へ渡った十四郎が掴んだ恐るべき「真実」とは――。壮大な物語を描いた著者の代表シリーズ第十六弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佳音]

しみじみ良いわ。(,,• •,,)

2017/10/23

[hnzwd]

楽翁の働きかけもあり、やっと2人が結ばれたのに、新たな使命は。。いきなり縁切りどころではない難易度高めのお仕事とか。。

2023/08/25

[RAKUSI]

久しぶりに読んだ同シリーズ。今回は縁切りだけでなく縁結びの依頼もあり面白かったです。

2017/11/29

[シトラス]

やっとこさお登勢と十四郎の縁組が決まった。 楽翁から秋山藩を探る隠密の使命を受けたけれど、一体いつになったらしあわせな夫婦として過ごす日が来るんだろうねー。

2019/05/25

[怪盗紳士]

このシリーズがこんな展開になるとは。隅田川御用帳から違うタイトルにした方がいいのでは？と思わせるラスト。続きが楽しみ

2023/12/26