内容説明
縁切り寺「慶光寺」に来て半月のおきよの亭主竹次郎が亡くなった。亭主の死で離縁が叶ったおきよだが、寺を出た彼女に悪い噂が立つ。慶光寺御用宿「橘屋」の塙十四郎は、おきよの周辺を調べ出したが、おきよの知られざる過去を知る。そして、待っていたのはやるせない結末だった――。(「冬の鶯」) 涙なくしては読めない心に響く作品が揃った待望のシリーズ第六弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
11
十四郎とお登勢の関係にもやもやするシリーズ第六弾。安心して読めるレベル。2023/08/23
シトラス
2
武家の娘が抜き差しならない事になるというのはよくあることなのかな? 沢山の武家の娘が貧困に喘いでいるのは切ないね、町人も大変だけれど助け合えることもあるとおもう。 なんだかんだと十四郎とお登勢の間はどうなるのかしら?2019/04/29
kmzwrs5781
1
駆け込みを越えた様々な事件が起こり奔走する十四郎たち。そして十四郎とお登勢の関係にも変化の時が、、、2024/06/15