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内容説明
犯した罪と、深まりゆく謎。真相の断片を組み合わせ、象られたのは、わかりきっていた答え。遠まわりをした。ずいぶん、長く。月明かりの下、ようやく罪は受肉する。だが、重ね続けた過ちが帰り路を塞ぐ。夜の底から暗い声が響きはじめる。怨嗟、呪詛、悲嘆の鳴き声が終わりを告げる。多くの生贄を捧げた末に辿り着いた場所にあった「それ」が、総ての根源なのか……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
消去法で存在がクローズアップされた小学校時代の教師…しかし会いに行ったらまさかの展開。あの状況から家探しするのもあれだけど、見つけた写真からするに過去に何かあったのか…。仲間内で遥の件はどうにか乗り越えたけど、藤井刑事が怪しさを漂わせつつも黒幕が誰なのか考えてしまう状況ですね…。2018/08/16
陸抗
20
遥の肩の傷を知ってる人間を探り、たどり着いた先に待ち構えていたのは、また死。彼等を操っていた証拠も残っていたけど、本当にこの人が「誰か」なのかはっきりしない。別件でとんでもないことしてただけじゃ…。2018/09/04
トラシショウ。
17
自分達の他にもう一人いた、遥の肩口の傷を知る人物を思い出した信太郎。眠る事すら忘れその所在を求め奔走するも、体力が尽きて倒れる様に寝入ってしまう。目覚めるのを待った竜と信太郎、信太郎と関係を持った遥と椿、男同志、女同士、そして共犯者同士。互いの腹を割って話す夜が明け、「脅迫者」の住処へと向かう信太郎と竜だが・・・。前巻で動きのなかった藤井刑事の暗躍が判明・・・したけどこれどちらの線も在りうるよなぁ。真相究明を進めれば進める程に、出口が無い事だけがくっきりと浮かび上がるキツい展開が続く(以下コメ欄に余談)。2017/10/11
aya-aya
9
少年、少女達の葛藤が浮き上がる。 女の子のやり取りは、こんなに激しいのかな。男の子の友情は、永遠かと思っていたが・・・ と言うか、この巻で終わりかと思っていたが、続巻があるのですね。もやもや、感がありすぎです。 しかし、こうゆうマンガの特徴として、刑事が変態?的なのはなぜ。2017/11/02
リフル
7
★★★★☆ 藤井の意味深な発言が気になる・・・ オセェヨ( ゚д゚)、ペッ北浜先生が☎の相手と判明するも既に自殺?しているため又しても手詰まりな感じ。遥と北浜先生の間に何か有りそうだが・・・秘密の多い困った連中だ(;^ω^)2018/01/02