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内容説明
信じていたものに裏切られ、新たな罪を重ねつづけた。そうして見えてきた真相の断片が、何より深く、少年たちの肌を傷つける。――ところで…事件の始まりは、いつだったのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
五人の家族背景なども明らかにしつつ、泥沼になりそうなホームレスとの情報交換から明がやってたと思しきことが判明…したけど、遥のその弱みにつけこむような迫り方はちょっとズルいな。信太郎に負い目を増やしただけのような気が。4人の関係性を考えたらたぶんこれはやっちゃいけなかったこと。2018/08/16
陸抗
18
明の目的が明かされたけれど、何処で「誰か」に計画を乗っ取られたのだろう。残された4人も精神を犯されつつあるし、正常な判断が出来ているかも分からなくなってきた。ホームレスとの約束があるから、自首も出来ない。誰かにたどり着いて、それからどうする。2018/09/04
トラシショウ。
17
ホームレス達の住処で明の隠された行動の真実を知る信太郎達四人。容赦ない暴力に晒され、怯え、震え、絡まる筈の無かった指と指が絡み合う。もはや虚飾に充ちた「仲良し五人」には戻れない。壊れていくのは心なのか、偽りの関係なのか。真実まであと一歩。でも、謎が解けたからって何なんだ?もう俺達はとっくに拗れ、壊れ、穢れてしまったと言うのに。―――破滅に向かって一直線。謎が解明される事が登場人物達の救済に直結しそうもない、陰鬱な展開。かけ違えたボタンを治せないまま、泥沼の狂気の渦へ転がり落ちて行く(以下コメ欄に余談)。2017/07/10
ycm
7
ちょいと前進したか。そしてあらためて秀逸なタイトルをつけたものだと関心。みんなちょっと病んできてないか?友情が壊れていく様とかあんまり見たくないけど、続き気になりすぎる。それにしても遥さん大胆。そして、あのチンピラたちの散り際は必見、結局どうなったんだろうね、あれ。2017/07/08
地下鉄パミュ
5
ホームレス軍団の長だったか。変な女だとは思っていたが(勿論変な女だ)トラップに引っ掛かったな俺。4人の関係性が益々分からなくなって来た。誰を好きなんだか・・・ぐちゃぐちゃで壊れそうだ。こんな状況だから『ズルいし卑怯』この言葉が突き刺さる。重い。謎が謎を呼ぶミステリーらしくなって来た事で、先が気掛かりも、取り敢えず4巻で一旦休憩。5巻探さないとです!2018/05/21