骨が腐るまで(2)

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骨が腐るまで(2)

  • 著者名:内海八重【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2017/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063958386

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内容説明

5人の少年少女は、人を殺して死体を埋めた。5年後、死体は奪われた。何者かに。“人質”は“死体”。謎の脅迫者の、おぞましく冷酷な“指令”が少年たちを追いつめる。そして太陽の下、森の中、悲劇は起こる。拭えない血の匂い。失われる絆と安穏。さらされた肌と、奪われた尊厳──。何が罪で、何が罰なのかもわからぬまま、彼らは、地獄へ至る穴へと落ちた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
依然として犯人の正体が分からないまま屈辱を与えられ、そして再びの脅迫。それにしても再び苦しみながら取り組んだ後に判明するこの事実はキツイ…けれど怪しい描写のあった人物の退場が今後にどう影響を与えるのかといったところですか。2018/08/15

陸抗

22
脅迫者からの更なる要求と、絶望。一人解体した時点で自首してたら、ここまで苦しまなかった?誰かが5人を脅すゲームから下りた事で、内部分裂が深まりそう。奪われた骨も、返してもらってないし。2018/09/04

トラシショウ。

17
積読消化。謎の「密告者」の指示通りに動くしかない事に苛立ちを隠せない慎太郎達。その焦燥を嘲笑う様に次の「作業」の指示が届く。奇妙な延期、互いにアパートの一室で全裸にさせられる屈辱の果て、二班に分かれての「作業」に秘められた密告者の悪魔的な意図が明らかになる時、秘密を共有していた五人の絆がほつれていく。別行動の時点で薄々予想出来るものの、密告者のあまりにもえげつないやり口に、フィクションとは言え流石に胸糞が悪くなる。精神的に限界の者も出る中、果たして微かな記憶を辿り真相に辿り着けるのか(以下コメ欄に余談)。2017/02/07

長野秀一郎

10
1巻で「サスペンス版『あの花』」という感想を述べた。事件が終わったら元の5人に戻るという予想があったのだが、まさか2巻で1人殺されちゃうとは。友人の遺体処理という残酷さは凄まじい。ウシジマくんレベル。次巻予告もありある種のデスゲームの様相も呈してきた。自分の予想から外れたがこれはこれでアリなんだろうなぁ。なまじラブコメシーンがあるのでグロシーンが一層醜悪に見える。裏切り者は多分1番おっぱいのでかい奴(根拠なし)。評価42017/01/17

リフル

9
★★★★☆ 裸にする指令は(/ω・\)チラッ犯人側にとって何か意図があったのか?遥の感想が何気に(・∀・)イイネ!!それにしても明の離脱には驚いた!!しかも解体した後で・・・Σ(゚д゚lll)ガーンタイミング良すぎやろ!!犯人との連絡手段も破壊され、どうなるやら・・・犯人はこちらの内情を知っている事から身近な人物である( ー`дー´)キリッ2018/01/01

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