中公文庫<br> 化学探偵Mr.キュリー6

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中公文庫
化学探偵Mr.キュリー6

  • 著者名:喜多喜久【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 中央公論新社(2017/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122064119

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内容説明

四宮大学にアメリカから留学生が来ることになった。彼女は十六歳で大学に入った化学の天才・エリー。沖野の研究室で天然素材「トーリタキセルA」の全合成に挑むことになるが、天才コンビ沖野&エリーにしても最終段階で合成に失敗してしまう。原因を調べていくと、大学内でのきな臭い事情が絡んでいることが見えてきて……? 45万部突破の大人気シリーズ、初の長編が登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

161
短編で読むキュリーシリーズとは違って、沖野先生が自分自身のことで悩むなどというのは、シリーズで最初の出来事ではないだろうか。全編にあふれるエリーの天才ぶりよりも、沖野の苦悩に心を動かされた。科学の世界にも政治力というものが働くのだろうが、ガリレオを引き合いに出してまで、科学者の正義を貫こうとした沖野の姿には感動。さすがに長編は大きな感動を味わうことができる。2017/07/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

115
シリーズ初の長編。ミステリーよりも青春要素多めかな?。個人的にはこのシリーズでは短編集の方が好き。2017/09/12

がんも

92
Mr.キュリー初の長編。研究者って好きなことして生活出来て良いな〜なんて思ってたけど、研究の結果を出すための競争やまわりの妬み、プレッシャー、すごい環境で研究してたんですね(T ^ T)沖野先生も舞衣ちゃんもよく動いていて、長編とても楽しめました、次巻も長編が良いなぁ〜2017/06/25

りゅう☆

91
トーリタキセルAの合成研究のために四宮大に留学にきた16歳のエリー。沖野の研究室で実験をする。彼女がこの研究をするきっかけはアメリカで偶然出会った二見から化学の面白さを聞いたから。二見に会いたいが故、日本に来た。だが二見は大学を中退。なぜ彼は心血注いできた研究を辞め、大学を去ったのか?沖野先生が今回はあまり毒舌も吐かず穏和な感じ。舞衣と一緒に懸命に二見の周辺を探る様子がなんだか気恥ずかしい。大学内のドロドロを見た感じだけど、いい感じに解決してめでたしめでたし。初の長編。軽いけど深いので短編の方が好みかも?2022/03/08

yu

90
Kindleにて読了。まさかの長編だった。長編は長編で面白かった。2019/10/27

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