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内容説明
本を愛する皆様へ。今回は『老人と海』、『山椒魚』、『バベルの図書館』、『銀河鉄道の夜』、『夏への扉』、『月と六ペンス』、『飛ぶ教室』と大ボリューム7冊分のブックガイドを収録しました! 読むと文学にキュンッとなる、14歳の草子(そうこ)が紡ぎ出す爽やかな読書体験記(ブックガイド)、どうぞお楽しみください!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
36
銅版画のようなタッチの独特な絵柄。「老人と海」既読の本でも、いまこれが読みたい。という瞬間がある。私にとっては「銀河鉄道の夜」とヘッセかな。本の世界が存在意義を作る。内的世界に光を見出すことに繋がる。猫のしおりの話がいい感じ。ボルヘスは未読なので手に取ろう。「夏への扉」といい選書のセンスが好みだ。図書委員の友達ができてよかった。草子の父は娘に共依存的だし読んでて不快になる。読書だろうが部活や仕事だろうが環境や経験から学ぼうとせずに逃げている人には耳の痛い内容かも。2016/05/03
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
31
本を通じて人と繋がる職業としての古本屋さん、これまでいくつの古本屋を訪ねても、その店主とじっくり本の話をすることはなかったのが、本の話を出来る人が増えていけばいくほど、こういう古本屋さんに憧れてしまう。こういう憧れが読メオフ会の開催に少し繋がっている気がします。2013/03/08
yumiha
27
2巻では、『老人と海』『山椒魚』『伝奇集』『銀河鉄道の夜』『夏への扉』『月と六ペンス』『飛ぶ教室』のブックガイド。草子の現実は相変わらず厳しい。だからこそ、本の世界を必要としているのかもしれない。現実から逃げ込むための本ではなく、現実を受け止めるための本ちゅうことか。『伝奇集』の作者J.L.ボルヘスが、魔術的リアリズムと呼ばれたこと、そして、その流れの先に『百年の孤独』が生れたということを教えられた。なるほど。2018/11/27
ぐっち
22
わーい、2巻が思ったより早く出た!!いつも主人公のコスプレ(?)をしながらブックガイドする草子がかわいい。読んだことのある本も出てきてもう一度読見返したくなりました。今回は、潮見堂のご主人、潮崎君、磯貝さん、そしてお父さんと草子がだんだんつながっていくのが良かったです。次も期待!2013/04/21
kuma
18
今回も面白かった。3巻も必ず購読します。ブックガイドとして常に本棚の手に取りやすい場所においておきたい一冊。エピソードとしては「老人と海」「山椒魚」「月と六ペンス」が好きです。どれも高校生ぐらいの頃に読んだ本ですが草子のブックトークを読んで当時は読み方が若かったなと思い返されます。今だとまた違った読み方、楽しみかたができそうです。それにしても紹介されている作品の日本語が美しいこと。どれも朗読したくなりますね♪2013/02/25