恋と嘘（６）

著者名：ムサヲ【著】

講談社（2017/06発売）

• ISBN：9784063959529

内容説明

何かに踏み出すことは何かを捨てること。運命の恋に憧れる真田莉々奈はある選択を決意する。決断が照らし出すもの、決断が隠してしまうもの。そのどちらもが尊くて、輝かしい。選択は残酷だ。振り回されることはわかっているのに、苦しむことはわかっているのに、どうしてなのか、人は人を好きになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[まろんぱぱ♪]

作者コラムにある、どちらのヒロインも幸せにします　の言葉を信じよう(笑)けど、莉々奈の相手が温泉場で会った、あの男だとしたら何かやだなー(あ、由佳吏も言ってる)やっと、アニメを追い越したです。どなたかが書いてましたが、エロまんが枠と!わかりますね(笑)政府通知のない世界のキスと政府通知のある世界のキス、どっちもエロくて、でも二人の気持ちと由佳吏の迷いがハッキリと分かるシーンですが、うーーん二人で迷う結末の大団円が見えないなあ。

2018/02/26

[よっち]

自覚のないまま徐々に惹かれてゆく予感もさせる一方で、政府から結婚相手が指名される世の中で恋する相手と結ばれるということがどういうことか、それぞれ経験談を聞いていろいろ悩む由佳吏と莉々奈。三人にとって茨の道不可避の重い決断が何をもたらすのか...大丈夫かなあ。矢嶋たちのその後も気になりますね。

2017/06/10

[ホシナーたかはし]

前巻にも書きましたが、美咲の秘密を引っ張り過ぎて飽きてきた、りりなが可愛いしはかなげなので、りりなエンドでお願いしたい、美咲エンドだと当たり前すぎてつまらなくなりそう。つかここで矢島と一条の話をブッコんでくるとか、オカシイデショ！

2017/06/11

[すい]

システムが導き出した最良の相手と自分が見出した運命の相手とで揺れるラブコメ第六巻。時間はかかるが罰則なしで政府通知を破棄出来ると判明するも、いつのまにか莉々菜に対する想いも生まれていて……。先人の後悔エピソードを挟んで、主人公は初恋を選ぶ。　なんとも言えない感じだった。女の子は可愛い。莉々菜が友達と仲良くしてたり、モトイの過去エピの切なさとかは好き。作品に漂う雰囲気が明るく幸せなものになっていないのに初恋選んで成就という展開なので、どういうテンションで読めばいいのか分からない。今後どうなるのか気になる。

2017/06/09

[イーダ]

揺れ動く由佳吏の気持ち。莉々奈に対する情も出てきてしまって、三人のこれからが気がかりでなりません。結婚相手を決めるシステムそのものにも疑いの目がかかるし、どうなっていくんでしょうか？

2017/06/11