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内容説明
「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!?
政府が結婚相手を指名する世界。少女の好きな男の子のパートナーには他の女の子が選ばれた。かつて、彼を守るためにとある取引をした少女。この世界のどこかで彼が笑っていられるならば、その隣にいるのは自分でなくてもいい。自分は選ばれなくてもいい。そう思っていたはずなのに。溢れてしまった恋心を抱えて、彼女はひとり、思い出の場所をあとにする。「人を好きになるって、何なんだろう?」高崎美咲と、根島由佳吏。命を懸けて恋をしたふたりが、辿り着く先は――。
想うことは、止められない。塞いだとしてもどこからか溢れてくる。恋と呼ばれるこの感情に人は輝き、惑い、痛みを知る。そんな想いと同時に明かすことのできない秘密を抱える少女、高崎美咲。どうしても欲しいもののためにある取引をしたという彼女の、その言葉の真意とは…。それぞれの思惑が交錯する中で物語は、ひとりの少女の初恋に遡る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
31
美咲編の方は王道のラブストーリーなのですが、莉々奈の方が人気がありそうですね。私は甲乙つけがたいですが、自分で書くなら美咲編。でも読みたいのは莉々奈編ってなるのかな。そういう迷いもマルチエンディングになった理由なのかもしれないと思いながら読みました。2022/01/31
葉鳥
12
まさかのマルチエンディング!投票でどれか一つが選ばれるのは見たことあるけど、どちらも描かれるのは漫画では初めて見たかも。先に莉々奈編を読んだからか、やっぱり美咲編は茨の道だなあ…って。りりの「大っ嫌い」は読んでて辛かった。とはいえ、崖から落ちた先での消しゴムの件は2人の強い絆を感じずにはいられない。最後のフォトからして、一応は2人の幸せな道を歩んでいけたのかな?と一安心。2022/02/11
地下鉄パミュ
10
ダブルエンディングと言う事なので、まず美咲編から読んで見ました。ダブルヒロイン制となってはいますが、真のヒロインは美咲だと思っています。莉々奈はあくまでライバル的存在でサブヒロイン(申し訳ないんだけど)。メインヒロインとの恋が成就するのが王道とするならば、美咲編から読むべきだと思ったが、多分正解だったと思います。莉々奈編を読んだら感想や捉え方が変わるかもしれませんけど笑。2022/01/23
毎日が日曜日
8
★★★★+ 完結。 マルチエンドとかって、どっちのエンディングか決めきれなかったのか?2022/01/09
のりあ
5
こっちから読んだ。こっちから読んであたしは正解かな。おいマルチエンディングかよ!って店頭で友達に八つ当たりしたけど、成程これは……。泣きながら読んだわ!!どっちも正規ルートなんだろうけどあたしの正史はこっちじゃないな。2022/02/03




