恋と嘘(11)

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恋と嘘(11)

  • 著者名:ムサヲ【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2020/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065216699

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内容説明

「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!?


想うことは、止められない。塞いだとしてもどこからか溢れてくる。恋と呼ばれるこの感情に人は輝き、惑い、痛みを知る。そんな想いと同時に明かすことのできない秘密を抱える少女、高崎美咲。どうしても欲しいもののためにある取引をしたという彼女の、その言葉の真意とは…。それぞれの思惑が交錯する中で物語は、ひとりの少女の初恋に遡る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナギ

18
高崎さんの隠していた秘密が読者に判明しましたね。誰もが恋愛を一生懸命にやっている姿がこの作品の良い所ですね。ただ、今巻の内容は重い。これからどういう展開になるのかわかりませんが、期待して待ちたいと思います。2021/02/16

葉鳥

10
そういうことか…ついに美咲の抱えていた過去と秘密と契約内容が明らかに。恋する相手を守るために自分は近付けなくなる、その覚悟を貫き通してるのがしんどい。この事実を知ってから今までを振り返ると本当に押し潰されそう。一方でひいおばあちゃんのお見舞い帰りの電車シーン。りりに胸が痛くなる。りりも真実を知ってしまったようで、もうどこにも戻れないところまできたんだと思うと辛くて続きが読みたいような読みたくないような。ネジ本人だけが真実を知らない状況でこの先どうなっていくんだろう。2021/06/12

地下鉄パミュ

8
凄い事になってしまった。この巻は後々まで語られる巻だと思う。ラストが良ければ本当そうなる巻です。もっともっと楽しい方向に進んでくれたら最高なんですが目茶重いです。ヘビー過ぎて読んでて顔が変形し変顔になってしまいました(事実です)。おばあちゃんとの話しが良かっただけに・・・恋と言う大切な物に真剣に向き合って出した結果なだけに・・・色々と思う所有りますが結末を心して見守りたいと思います。2021/01/18

とーちゃん

7
読んでたらちょー!しんどいけど、面白い。この巻を読み終わったあとにまた中盤41話を読むと美咲が何故答えられないのか、キスをするのか、さよならというのかが分かる。これは本当にどうなってしまうのだろう、ロミジュリみたいな悲恋は嫌だし、誰とも結ばれないのか、どちらかを選ぶのか、、柊が色々動いてくれているが全てを知った上でどうなるのか...もう終盤が近そうですね。。2021/07/26

こっこ

5
これ…三人で結婚とかはダメなんだろうかね。美咲は もう契約があるから抜け出せない状況だけど裏事情が 分かった今後の展開、どうなっていくのか。2021/04/04

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