恐之本 / 充

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恐之本 / 充

  • 著者名:高港基資
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 少年画報社(2017/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784785959432

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内容説明

どうにも不気味、でも気になってうっかり読んでしまう…すっかり定番です。「コワいもの見たさ」が尾を引きます。ゾクゾクしたいあなたの期待に必ず応えます…シリーズ完結巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

28
虐待など社会問題も題材とし凄惨、奇怪なだけでなく今巻「曽祖父」のような叙情性の高い作家性が素晴らしく、外れなし。長らく古本コンビニムックでしか読めなかった高港基資新作入りシリーズ、ついに終刊。いつも後書きにチラ登場していた愛黒猫のアンジー物語も収録、これも泣けた。未収録作もまだあるのでぜひまた何らかの形で新・旧作読みたい…現役の恐怖漫画家で1番推し作家。子供の扱いが天下一品、平山夢明好きはハマると想う。「お七」辺りから巻数も怪奇絡みだったが最後は「充」。編集担当者さんも単行本化尽力、本当に感謝を伝えたい2017/01/25

hannahhannah

12
オカルトとサイコが混合された「ファイナル・カウントダウン」が良い出来。「蛹」も肥満した女の幽霊に毒され狂っていく家族の様子が強烈。「展望台」はまぁまぁ。「人柱」は良い話。「写真係」も後味は悪くない。「首巻き地蔵」は容赦ない恐ろしい祟りの話だけど、照美の髪型がサザエさんみたいで笑える。「首」はこの作者らしいゴアでエグい幽霊話。作者が飼っている猫の漫画4話はほのぼのしていて和む。ラストの「曾々祖父」は切ない余韻が残る話。恐之本シリーズはこれにて完結。高港基資という素晴らしいホラー漫画家に出会えたことに感謝。2017/10/28

ぐりとぐら

7
最終巻まで、読了。怖い話、グロい話、切ない話、不思議な話、泣ける話、10巻でもりだくさんだった。因果応報系の話は、わりと印象的なのが多い。民俗学っぽいのとかも、好きなの多かった。この作者の他のシリーズも読みたいな。2018/09/16

ドント

5
最凶ホラー/スリラー/スプラッタ漫画家、高港基資が主にコンビニ本に載せた作品群の傑作選、これにて完結。書下ろしショートストーリー1本付き。よかったよかったで終わるのと煮えたぎる地獄で終わる話の落差がすさまじくてめまいがする。悪意と怨念と異形が跳梁する「蛹女」、ねじれた正統派祟り話「首巻き地蔵」、ホッと一息ねこかわいいエッセイ「恐怖の黒猫アンジー」、書下ろし不条理+条理ホラー「ファイナル・カウントダウン」あたりが好ましい。高港先生、ひとまずお疲れ様でした! 次のベスト『凶之本』(仮)を待ってます!2017/01/30

シェリー

5
シリーズ最終巻。相変わらずどの話もハズレなし。2017/01/24

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