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内容説明
日本の夏、ホラーの夏……冷房なしでも涼しく過ごせるように、あなたを恐怖の世界に誘う一冊がまた出ます……乾いた都市感覚の絵柄の中から突如弾け出る、絶叫と、全身鳥肌立つ恐怖……モダン・ホラー漫画の旗手、高港基資のその作風は、現代的な学園青春漫画風の絵柄の中に、じわじわと迫る恐怖のエッセンスと、スティーブン・キ●グ氏も真っ青の脳天逆落とし的阿鼻叫喚の絶叫シーンが満載になっています。その怖い表紙をおそるおそるめくってみて、その魅力魔力にハマって、恐怖の世界にヤミツキになってしまった人や夜中にトイレに行けなくなってしまった多くの読者の皆様から、続々と畏敬と称賛と絶賛の声が寄せられております。今回の第3巻は、ページボリュームアップの上に、前巻の1巻2巻よりもさらに怖度が上がってます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
17
「ぶたにんげん」の不可解で絶望的なラストが良い。一体何が起こっていたのか…。「寝顔」は途中が結構笑えた。面白半分で廃墟に行くものじゃない。後味は良かった。「嗤うカレシ」は平山夢明の『東京伝説』に、そのまま小説化されても全く違和感ないエグくて最高な内容。珍しく後味良いけど。ラストの「ネグレクトーある供述書からー」も平山夢明が書きそうな怪談だった。2017/10/22
しぇん
15
理屈じゃない、ただすれ違っただけで巻き込まれる心霊系の理不尽な恐怖。理解不能な人間のサイコ系が混ざっている構成は変わらず。1,2巻にあったしんみりするお話はなかったのが個人的に残念です。2018/09/01
ミロリ
13
このシリーズ好きすぎる。真剣にホラーじゃなくてなんとなく不思議な感じが良い。表紙やカバーの小細工もナイス。 『ひとだま』あの能力ほしい。 『元カノ』怜子さんが意外と美人。 『ぶたにんげん』寂しい話。ぶたにんげんは連鎖し続けるんだろうな。 『長虫』盗撮映像を見れる機械がすごくほしい。助けてくれたヤニ汁のおじさんに感謝。 『ポスト爺』祟られても仕方ない。ポストに棲みつくのもマナー悪いけど。 『嗤うカレシ』怖い。警察もしっかり仕事してほしい と最後の場面で思いました。2013/07/26
ぐりとぐら
12
たまたまそこで遭遇してしまったために、祟られてしまったり、なんの理由もなく巻き込まれてしまう理不尽な話も多いけど、そこが怖くて面白かった。元カノの話はリアリティあったかも。救いのないラストが相変わらず多い。2018/05/06
D4C
12
理解不可能な怪異、現象はほんと怖い。何故?がないため、ただただそこにある怪異というのは、どうしてこれほど不気味なのだろう。ぶたにんげんがとにかく不気味で怖い。あと、やっぱサイコパス怖ぇ・・・2017/05/21