内容説明
『イヴァンの妹ウリルカの結婚式場が襲われた』。電文にて知らせを受けた騎士団の候補生4人だが、各々乗っていた守護騎が壊れていて修理を呼ばなければ飛ぶこともできない。その上、不時着した第七ヌメラエントリの征服軍に軟禁されていたため、こちらから外部に連絡が取れない状況だった。そんなとき、けたたましい警報が鳴り響いた。反政府秘密組織〈黒い疾風〉が接近していた! 目的はこの海底にある次元移送システムを破壊することなのだろうか?
大人気ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆん
3
いつも思うんですが、タイトルと内容にずれがある。常にタイトルの方が先に進んでる…つまり、次回予告がタイトルになっているような(笑)エミュールはいつになったら成長するんだろうか?ビアンや侯爵達の方が、技量も度胸も上だし、いつだって物事は彼の先を走る。彼の行動や考えをいちいち拾っているから、物語は前に進まないんだろうか。それでもつい引き込まれて読んでしまうのは、続きが気になってしまう臨場感なのかも。次、早く出ないかなぁ。2012/03/31
ナンナル
3
めまぐるしいほどの速度で進んでいるようで、実は進んでいないという罠。あいも変わらずうつけものだが、時間はたっていないのだから仕方ないか。激動の時代というのがふさわしいのだろうな。容赦なく死んでいく人々。真貴族のベールがはがれるたびに俗物になっていくのはどうなんだw現実世界との関わりも示唆するような登場人物に、謎が解明されるような、深まるような。目が離せませんな。2012/02/29
p.p.
3
なんだか色々あったような気がするけど、やっぱり話はあんまり進まない。とはいえあちこちと設定のヴェールが剥がされかけてはいる。相変わらず突発事に次ぐ突発事、面倒事を片付けた帰り道で別の面倒事がやってくる。エミュールがトラブル体質なのか、一度出かけたら三つも四つもトラブルに巻き込まれてくる。それもストーリーを進めるために必要な手順だと踏んでるが、ちょっと回りくどい。 どの場合でも常に状況がエミュールたちに先んじているので、読んでるとこっちも混乱する。良く言えば臨場感がある、そんなシリーズです。2012/02/18
ryoku
2
またまたトラブルに巻き込まれる一行。侯爵とともに謎の敵に挑むが本当の戦いは次回へ持ち越し。次回の内容はサブタイトル通りなのかな? 主人公は相変わらず未熟でうつけものだったw それと新キャラも出てきた。2012/02/17
Sae
1
このシリーズって、1冊の時間軸が1日たつかどうかぐらいで他の本に比べるとボリュームはあって嬉しいけど。話が進まない。。。 せめて次刊が早くでるといいなってとこでしょうか。。。2012/02/18