内容説明
貧しい巡礼の子だったリジューが、貴族の当主、エミュールになりすますこと早2年。彼は14歳になった。守護騎に乗ったことは自分の意志ではなかったけれど、護樹騎士団への受験は自分で決めた。あのとき自分を助けてくれた青と銀の守護騎を操るアシュレイみたいな護樹騎士団員になりたくて。そんな思いを抱えたエミュールは、騎士団の試験会場にて一人の少女を見つける。少女は貴族家の姫君のようだが、白銀の騎士服を纏い、腰に帯剣していた……! ファンタジー大作第四弾! 【イラスト/鈴木理華・D-SUZUKI】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takave
2
卑怯な妨害って王道だね。2011/05/01
ねんこさん
2
やっぱり夏見・・・じゃなくて水月先生は特権階級がお嫌いだと見た。内容はこれまでの巻で感じられた引き伸ばし的なものが殆ど無く、密度の濃い一冊でした。2010/04/24
エイエムアイ
1
★★☆☆☆2022/03/20
CCC
1
ここにきて物凄い盛り上がりですね。試練が厳しければ厳しいほど、それに打ち勝つ熱さも高まる。他にも色々、おいしい要素が詰め込まれた巻でした。2016/12/17
p.p.
0
面白かった!ロクに整備もできない守護騎のハンデを負い、さらに有力貴族家に目をつけられ執拗な妨害を受けつつも、実力で勝利を手にするリジューの男らしさに熱くなる。そしてジャン・ルイ、ビアンと二人の友に出会い、護樹騎士団幼年学校への入学も決定。ターニングポイントとなる一冊。2011/08/31