電撃文庫<br> 死想図書館のリヴル・ブランシェ

個数:1
紙書籍版価格
¥671
  • 電子書籍
  • Reader

電撃文庫
死想図書館のリヴル・ブランシェ

  • ISBN:9784048684538

ファイル: /

内容説明

お待ちしておりました、黒間イツキ様。私は、この図書館の案内を仰せつかっております、リヴル・ブランシェと申します。貴方様は私をお使いになり、この図書館より逃げ出した“死書”の封印をしていただきます。その過程において、この身はすべてイツキ様に隷属します。私は、そのために存在しています。 ですからイツキ様、これから共に ── イツキ様? なぜこちらを見ようとしないのですか? 私がメイド服だからですか? まさか私が、人間に見えないからですか? 分かりました。今からその証明をするために、衣服を脱ぎ、身体の御確認をお願いしたく ──

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中性色

15
問わない。死書と司書と禁書などの具現化系異能力バトル。主人公は嫌いじゃないけど、外見とのギャップがでかすぎるのと、それが物語にあってるかはまた別な問題だしな。あとキャラをどういう意味合いで置いたものなのかをしっかりできればよかったかな。あと、この手のものはどちらかというと北欧神話よりグリム童話の方が似合いそうな気がしたのは気のせいか。個人的には末耶が好み2017/10/07

星野流人

11
図書擬人化系ライトノベル……というと、ちょっと語弊が生じるかな? 死想図書館から逃げ出した“死書”を追いかける、主人公とその下僕の物語。 自らをイツキの下僕と自称するリヴルを始め、キャラクター陣は魅力的。しかし、イツキによる一人称視点の描写がやや読みにくさを感じさせる。ちょっと、イツキの思考が地の文に侵食しすぎていて、雑多な感じなんだよなあ。それからノイズ等の表現も、凝っているつもりなのかは分からないが、余計に読みにくさを助長してしまっている。 ストーリーに関しては、なかなかよくできており、好印象。2012/03/23

humbert_2

7
神様の手下として戦わされるために、能力を付与されて生まれた主人公が、その神様に周囲の人を人質に取られて戦わされる話。主人公の能力は速記だけ、ていうのはわりと面白い。幼なじみのシーンが全体的にとても好きだったんだけど、ラストでひっくり返された。ラノベだしやるとは思っていたけど。むぅ。文章が凝りすぎて読みづらいとか挿し絵と文章合ってないとかはあるけど、キャラは魅力的だし設定も話も面白いから続きも期待してる。2012/03/11

仔羊

7
図書館から逃げた死書を封印するお話。ダーク系ということで面白そうだったため購入、結果面白い(笑)。文章もノイズを除けばしっかりとしていたので全体的に良かった感じです。ニャル子さん、テケリさん(すみません順番調べてない…)のようにクトゥルフ神話が人気急上昇ですね。主人公のイラストと文章での特徴が食い違っているような…。2011/02/01

大鳥かぐや

5
タイトルと表紙を気に入って衝動買い。リヴルの可愛さったらないな。もうちょい感情が表に出るとなお良し。イツキは挿し絵と俺の想像図が合わないんだけど(笑) 夏のあらし!の主人公を想像しちゃうんだよな、何故か。無貌は、ホントにどこぞの「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌」が頭をよぎるね(笑) 文体はイツキの一人称なんだけど、途中途中にある()は慣れなかったなぁ。戦い方とかは好きな部類。ラストは賛否ありそうだね。個人的には死んだままのが良かったな……。まぁ、話が終わっちゃうけど。2012/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/557449
  • ご注意事項