文春文庫<br> 聖域侵犯 警視庁公安部・青山望

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文春文庫
聖域侵犯 警視庁公安部・青山望

  • 著者名:濱嘉之
  • 価格 ¥723(本体¥658)
  • 文藝春秋(2017/01発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167906481

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内容説明

警視庁公安部出身者にしか書けない圧倒的なリアリティの警察小説シリーズ第8弾!

伊勢志摩サミットの警備で緊迫する志摩半島の英虞湾で緊急事態が発生!
真珠養殖の盛んな「宝の海」から引き揚げられた死体は、闇経済の世界を生きるブラック・ジャーナリストだった。

パナマ文書、タックスヘイブン、国際汚職事件、テロリストの国際力学、チャイニーズ・マフィア、そしてヤクザの分裂と抗争・・・・・・。
警視庁公安部のエース青山望が、その暗部をえぐる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
いつもながらの情報で楽しませてくれます。他の警察小説と比較すると情報が多いのがいい感じです。事件全体の動きはそれこそ警察庁全体の組織で対応していく様子が描かれていて最終的には決着を見ます。ただこの主人公たちもだんだん偉くなってきて最後はどのようにもっていくのかが気になります。最新版もそろそろ発売されるようなので楽しみにしています。2018/04/09

のり

71
青山シリーズ第8弾。厳戒態勢の伊勢志摩サミットを目前に沈められた死体が発見される。各国の要人警固の為に警察にゆとりがない時期に…またもや利権絡みでチャイニーズマフィアやロシアンマフィアの影。それにしても中国の環境問題の空気・水・土は深刻過ぎる。もはや自国だけでは対処出来ない。相変わらず「青山」の知識・蘊蓄は凄い。伊勢神宮の石灯籠に刻まれた「菊の御紋」と「ダビデの星」は印象深い。2020/06/16

JILLmama

38
青ちゃんシリーズ第8弾。 パナマ文書やらタックスヘイブンやら、、、 情報量多くて読むの大変だったー。中国のヤバさ、リアル。そのうち日本の資源ごっそり持っていかれるんじゃないかと不安になった。2018/10/26

Syo

35
賢島でのサミット。 う〜む。 鳥羽にも伊勢にも長いこと行ってないなぁ。2021/12/19

Yunemo

35
前半、何だか回りくどくて冗長感が漂い、後半に入ってやっとスピードアップ、この感覚が好きなんです。でも、青山氏をスーパーマン化し過ぎでは。情報の大切さは十分に解るのですが、それにしても薀蓄を語り過ぎさせてません?本編については、いろいろな要素を広げ過ぎて、表題も含めて事件の的が絞りにくかった、農業問題もそうだけど、ちょっと上滑りの感、そう想うのは私だけ!最後に語らせた、「情報は人です。魅力ある人になりたい。日々その一心です」、これは含蓄のある良い言葉と思わずガッツポーズ。妻帯者となる青山氏の活躍、楽しみに。2016/09/25

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