文春文庫<br> 警視庁公安部・青山望 巨悪利権

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文春文庫
警視庁公安部・青山望 巨悪利権

  • 著者名:濱嘉之
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 文藝春秋(2015/12発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167904654

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内容説明

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。
累計54万部突破の「リアルすぎる警察小説」シリーズ第6弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

30
中国の権力闘争が、博多を舞台に代理戦争として行われている、との視点にまず驚きとタメ息。今はやりの爆買い、リアリティがあり過ぎます。青山の情報収集力、その情報の繋ぎ合わせによる核心への到達、この過程が胸に迫り、大きな興奮を呼び起こします。ただ、前半と後半の盛り上がり方の格差が気にかかりますが。また、後半部分、直接対決時での、公安という権力の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。この権力の使い方次第、人間の真の価値が見出せるんだと一人納得感。それにしても随所にみられる洗練された振る舞い、かっこ良すぎません。2015/11/10

tengen

29
警視庁 公安部・青山望シリーズ第6弾。 湯布院でヤクザの大物相良陽一が殺害された。 福岡ヤクザの均衡を保っていた人物の殺害に裏社会がざわつく。 一触即発の博福会と清水組、宗教団体に中国マフィア。 影がチラつく黒幕・神宮寺武人。 各方面の捜査が進む中、贈賄事件を指揮する龍が何者かに刺された。 宣戦布告と受け取った警視庁は総力で反社会的勢力を叩き潰す。 ☆彡 今現在シリーズ12まであるみたいだけど、積読はここまで。 青山見合いのその後も気になる。 続きが読みたい。2022/05/17

ヨーコ・オクダ

20
シリーズ6作目。以前の作品で何となく続きがありそうなまま放置されていた神宮寺グループ、岡広組、清水組、チャイナマフィア等々の動きが今回でとりあえず青さんたちに抑えられることに。まぁ、この儲かるシステムを手に入れたいヤツは他にもいるやろし、また、もっとオイシいシステムにアレンジするヤツも出て来るやろから、今後も話のネタは尽きなさそうwヤクザでないうち自身かて、これまで医療法人と宗教法人のオイシい部分を使て何かでけへんやろか?なんて考えたことあるもんねー。いやぁ、楽しませてもらったわ♪2016/08/20

KUMA

14
公安部シリーズは面白い!!!2015/11/01

あつし@

13
毎回楽しみにしている青山望シリーズ最新刊。週末の楽しみに…と思っていたが我慢できずに読了。宿敵神宮寺との直接対決…と帯にあれば読まずにはいられませんでした。おまけにプロローグの舞台は故郷で…。ある項目に関する極端すぎるほど詳細な記述や相変わらずスマートすぎる青山管理官も随所に。一方対決の時に見せた凄味は公安という権力の恐ろしさを感じさせてもくれた。文庫書き下ろしのシリーズが前回官房長官になっていたので待望していました。楽しめました。爆買いツアーの裏にこういうことは本当にあるんじゃないかと思わせてくれた。2015/10/21

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