内容説明
三人悪のひとり、椎名は母方の実家の別邸で催される春のお茶会に参加。庭からの眺めに飽き足らず、こっそり宴を抜け出し伯父とロープウェイで桜の山へ入った。山間で美しい女に声をかける伯父。聞けば女は、桜の中に何かを探しに来たが、それが何かわからないという。見えないけれど、確実に「ある」ものとは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
43
小学5年生にこれだけの力を与えてようものか・・と思うが昔ならそろそろ元服。18歳にもなれば選挙権も与えれるというのに、いつまでも親にスネカジリの若者・・それでもいいのですが努力もしないで世を恨む。三人悪と今時の若者のギャップに悶える婆ここにあり2021/09/26
カピバラ
31
購入・再読。今回も最高に面白かった。ヴァンパイアとの死闘が凄かった。ミッタンすごっ。2016/10/16
てんつく
16
リョーチンの優しさと強さの感じられた「百合」が好き。ちょい出の椎名の伯父様がステキでした。2018/11/20
よっしー
13
二期の一冊目。短編のお話達でしたが、今までと比べると在り方が問われる物が多かったように思います。小学生が向き合うには重たいと感じるテーマが沢山ありましたが、子どもだからといって避けて通ることの出来ない物。それにどう向き合い、乗り越えていくのかが描かれていました。 にしても…龍さんと昔馴染みである人、何者でしょうか。2020/05/27
小梅さん。
11
第2シーズン最初のこの1冊は、以前のような苦しい展開がなくて安心して読むことができた。 ほのぼのした感じの、ちょっと一休みみたいな。 元気な3人の姿に心からの笑みがこぼれる。2017/02/05