内容説明
なんとか今まで生きてこられたのは、とにかく頑張らなかったからだ――。今年デビュー20年を迎えたベストセラ作家・森博嗣の100のつぶやき。ネット萌芽期の素晴らしさから時間を貯めることの意味、自身のヨーグルト好きまでを縦横無尽に考察する。読むとなんだか自由な気持ちになっていく人気シリーズ第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケンイチミズバ
68
53の感想が言えない人たちの指摘、本を読んだ多くの人はあらすじを語るばかりで自分の意見、つまりは感想がいえない。あらすじに触れずに感想が言えないのは馬鹿の反応って、先生、厳しすぎる。世の中の読者の全てが先生と同じ頭脳レベルでは動いていないことを知るべきだし、日本という国のシステムが考えずともうまく作動する良い国であることがわかってない。おめでたい国で国民が馬鹿になって・・・・あれ?って言われることもあるけれど、それはいいことなんじゃないかと私は思っています。あとがきが羽海野チカさんのマンガがほのぼの。2016/12/30
佐島楓
64
私は長年のファンだが、本作を読んで作品についての謎がいくつか解けた。ただ、ある程度以上思い入れがある読者に向けて書いていらっしゃるという印象は、このシリーズについては変わらない。2016/12/26
Y2K☮
50
ある種の人は読んだら反発しそうなエッセイ集。この綻びの無さはプラモデルを塗装する際に隙間をパテで埋める感じ。でも明確な理由があれば反対していいのだ。それが頭の悪い証拠なんて悩まなくていい。知的な著名人の発する情報に迎合せず、己の意見を尊重すべしと著者は喜ぶだろう。文系文系云われてきた自分にも「ん?」という箇所があった。でも別の章では「この考えが一緒の人に初めて出会った!」という驚きも。大切なのはフェアな判断。そこに文系も理系も無い。表に出すか否かは別にしても、内なる本音を重んじる素直な”森系”でありたい。2017/01/02
とびほびこび
41
傾倒するわけでも嫌悪するわけでもない、客観的に日々思うことを書き連ねた氏の思考の一片を垣間見ることが出来た。タイトルがもたらす意味を探るも、面倒くさくなったので辞めた。多分そういう類ではないと感じたから。吉本ばななと羽海野チカは遠い存在、自分から遠い才能に触れることが芸術の醍醐味、心得ておこう。「感想」が言えない人たちの章は心の棘として引っ掛かった。2018/03/06
ミーホ
39
クリームシリーズ大好き。テーマが特にないところが。いつも「へ~」「ほほぅ」と読んで、何かいらないものが濾過されて取り除かれたたようなスッキリした気分になる。今回はタイトルもカバー絵も普通~このまま奇を衒わずタラタラと続いていってほしいなぁ。唯一何故かハッとしたのが34の「社会の一律性が崩壊している」のくだり。なにか日常で感じてる事とリンクしたっぽいが、これといったエピソード浮かばずw 作家じゃないから言葉にできなくても何かを感じることができればよいのです。←影響受けてるwww2017/01/30
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