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内容説明
スポーツメーカー「ライテックス」社員・北野優二は、ケタはずれの「いいひと」。厳しい現代の日本に、このいいひとはどう生きる!?
▼Extra episode/いつか晴れた日に▼第1話/最終章VII・おなじ星▼第2話/最終章VII・空ときみのあいだに▼最終話・きみのうたは ぼくのうた▼あとがき●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー・ライテックス勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、桜妙子(ゆーじの恋人。北海道で暮らしている)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる。実は優二のことが好き)、鈴木健太(ライテックス社長の息子。通称Jr.)、二階堂(ライテックスの人事部主任。ゆーじとは入社以来の知り合い)●あらすじ/ライテックス創立50周年記念プロジェクトのリーダーに抜擢された優二は、一人のためだけに作る“スペシャルシューズ制作”を発案。その一人に、足に故障を抱える中学生の陸上部員・藤井を選ぶ。そしてシューズのお披露目の舞台となる全国中学駅伝の日がやって来た。だが、藤井の幼なじみで、自分では歩くことも出来ないはずの美雪の姿が、朝から見えないというのだ。一方、駅伝会場では、スタート前に藤井が足の故障のことをTVの前で告白、周囲を騒然とさせる。が、レースがスタートしてみると、それを感じさせない快走を繰り広げる……。(第1話)●本巻の特徴/ついに完結を迎える本巻では、ゆーじと妙子の恋の結末とその後が書き下ろしで追加されているほか、著者自らのあとがきも掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくぅ
5
「いいひと」完結。表紙絵の通り、妙子と北野は結ばれました。ちょっと、ラストはどたばたした感がありましたが、それはそれで良かったかと思います。最終章は、エピローグとしては、いい感じ。2014/06/17
ビスケ
4
怒濤の一気読み。「いいひと」のゆーじが、大手スポーツ用品メーカー「ライテックス」に入社し、まわりの人々の心を徐々に変えていく物語。出てくる女性がやたらと転んだり、しょっちゅう顔赤らめて涙浮かべたりするのが気に掛かるが、まあお約束なんだろう。滅びゆく世界の物語より、こちらのほうが断然好き。この漫画が描かれた頃より時代はもっと深刻になっているが、今こそゆーじのような人が必要なのかも。2010/04/07
せいきちろう
1
[再読]最終巻。ある程度、高橋しん先生が思い描いていた終わり方だったようなので文句はありません。いろいろな理由で漫画を売らずに手元に残していますが、この漫画には好きなフレーズがあふれているから。2023/02/05
みや
1
最終巻。こんな生き方ができたらすごいな2014/03/07
オジャオジャ
1
見てると幸せな気持ちになって来る……そんな漫画です。どこまでもまっすぐで一途なゆーじは僕の理想の生き方です。僕もこんな生き方をしてみたいなー。2009/10/16