内容説明
第1巻が大反響につき発売直後に重版決定!!
『ワルブレ』のあわむら赤光が放つ、痛快にして本格なるファンタジー戦記です!
第2巻はますますスケールアップ!
敵も味方も魅力的なキャラクターがどんどん登場し、驍勇の舞台はさらに広がります。
いま最も熱く胸焦がす、痛快戦記をお楽しみください。
ボロロロスでの激戦を制し、吸血皇子の呼び名を名誉あるものへと変えつつあるアレクシス侯レオナート。
時を同じくして、大陸南部より憎き四公家の一角・グレンキースが挙兵したとの報せが届く。
その大軍は名だたるブレアデト“教導”傭兵団に鍛え抜かれ、まさしく精強無比。
レオ達はこの強敵を迎え討つべく南征を決意する。
だが、その先で出会ったのは、四公家の手から逃れてきた幼い姫と白銀の騎士。
二人がレオに求めた、唯一つの願いとは――?
集えよ! 誇れよ! レオナートの御旗と共にある栄光を!
痛快にして本格なるファンタジー戦記、英雄女傑入り乱れる第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
激闘の末に北の反乱を平定するのと時を同じくして、南でも四公家の一角・グレンキース公爵が挙兵。レオナートがこの強敵を迎え討つべく南征を決意する第二弾。反乱軍のキーマン・傭兵団を率いるサイモンを支える腹心の強者・マチルダ、反乱軍から逃れる皇女と出会った旅の騎士・クリス。シンプルなわかりやすい構成で、仲間を集めてゆく過程や反乱の平定といった展開はかなり早いですが、主従の真っ直ぐな想いやいくつかの恋模様も含めてスッキリとした物語でとても読みやすいですね。この勢いをうまく活かしてきちんと完結させてくれることを期待。2016/09/14
Yobata
22
ディンクウッドの反乱を平定したのも束の間、南方で同じ四公家の一つ,グレンワース家が蜂起したため、挙兵するなったアレクシス軍。敵軍には、ブレアデス教導傭兵団という部隊がおり、その中でも二本槍使いのマチルダという強者がいて…。グレンキース戦。数も勝り,練度もディンクウッド軍より上、さらにはマチルダという強者の女戦士がいる相手に、トラーメなどを新たに加えたアレクシス軍が攻め入る今回。"とことん"やることをもっとうに強くなったマチルダは、志同じなサイモン率いるブレアデスにいたものの、クルス,レオナートなどの→ 2016/09/13
わたー
19
感想埋め。西のディンクウッド公に呼応するように反乱を開始したグレンキース公。四大公爵家の策謀によって、愛するものを失ったアレクシス軍が、その機を逃すわけもなく進軍を開始する。2巻でも反乱の鎮圧へ。いくら斜陽とはいえ、国を統べる立場にあるはずの四大公爵家の半数が離反するとか、シリーズ始まったばかりなのにやってくれるなあと。2016/09/20
水無月冬弥
15
#ラノベ 俺TUEEEEな戦記もの。どのキャラも魅力的でいいですね、個人的にはクルス&アリスティアのコンビが微笑ましくていいですね。しかし、キャラが増えるということで、魅力的な女性がふえるわけで、シェーラーちゃんも大変ですなあ。まあ、レオナートがアレだからなあ(苦笑)2016/12/02
緋莢
14
「アレクシス候、万歳!」、「レオナート様、万歳!」、「吸血皇子(ノスフェラトウ)、万歳!」クロード帝国を牛耳る四公家の起こした反乱を鎮圧し、帝都に凱旋したレオナート。〝吸血皇子”は、かつてつけられた侮蔑の言葉でしたが、それを自らと仲間たちの力で名誉あるものに変えていきます。1巻の弓の名手・ガライや動物と心を通わせることが出来る少女・ティキ、生存本能が優れている騎士のトラーメなど(続く2019/11/01