内容説明
アニメ「K」のスピンオフ小説第六弾! 《赤の王》となる以前の周防尊は孤高の猛獣として鎮目町で恐れられる存在だった。そんな周防が、草薙出雲、十束多々良と出逢い、やがて、覚醒のときを迎える――。知られざる《吠舞羅》誕生のエピソードを、GoRAの来楽零が描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふらこ
2
周防、十束、草薙のそれぞれの視点で書いてあったので。3人の内面が知れて良かった。親(保護者)とかどうなってんの?の疑問も解消された。吠舞羅は不良少年のグループくらいに思ってたんですけど、マフィアだったんですね。がっつり抗争の話でした。草薙が周防のことを「イマイチ人間向いてない」とか「闘争心を持ちすぎた、ほろびゆく獣」とか評してて。だからか!だから短い人生駆け抜けちゃったのか!と思いました。来世ではサバンナのライオンに生まれ変わって、閉塞感を感じることなく自由に生きて…!と祈るしかないですね。2016/09/27
海宇未悠(うみゅみゅ☆)
2
草薙さんと尊さんの出会いから吠舞羅結成までの物語、と一口に言い切ってしまうにはあまりにも濃い一冊。作品の性質からして「後付け設定」の部分は多いのだろうけれど、違和感なく読ませる術はさすがとしか言いようがない。吠舞羅幹部(初期メン)トリオが好きな方のみならず、「K」が好きな皆さんにお勧めしたいです。2016/09/25
ありす
2
読後が切なかった。でもたぶん消化しきれていないので、ロスモワみたいに舞台にならないかなぁ~。2016/09/17
桜みゅ
2
尊!尊が帰ってきた!尊が帰ってきたよ!尊と草薙さん、十束君の物語がまた始まる!嬉しすぎてワクワクしながら開いた赤の王国。もう何度見たかわからないKの世界。背景や風景、知っている登場人物のほとんどすべては、あのキャラと声で脳内を動き回る。どんどん減っていくページ数に、いつまでも終わって欲しくないと、涙を堪えながら、赤の王になってしまった尊を思い、追い続ける。大好きだった尊。今はもう無くなってしまった7色の世界だけれど、王になる前の尊に出会えて本当に良かった! OVAでもいいからアニメ化して欲しいです! 2016/09/02
bbbhatohato0909
1
アニメKのスピンオフ小説。周防と草薙と十束の出会いから彼らが赤の王とクランズマンになるまでの話。をアニメ2期の草薙が回想する話。草薙は見送る人だ。バーHOMURAの所有者だった叔父貴を亡くし、アニメ本編で十束も周防も。本作は十束視点が多いので、アニメ本編では舞台装置だった十束に感情移入してしまう。これはアニメ本編見返すとつらいやつ…。 Kはどこに視点を持ってくるかで雰囲気全然変わっておもしろいですね。ロスモワもそうですが、異能とは無関係だったころを起点にすると足りないものを渇望する足掻きが痛切に胸を打つ。2021/07/12
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