内容説明
将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。老中阿部忠秋は大勢の警固に加え、剣術指南役の小野忠常とその息子織江緋之介に供奉(ぐぶ)を命じた。死を賭して凶刃を向ける死兵たちとの死闘のゆくえは。そして御免色里・吉原と徳川将軍家の驚愕の因縁が明らかになったとき、緋之介もまた数奇な運命をたどる。シリーズ堂々完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
72
織江緋之介見参「終焉の太刀」7最終巻。最後は織江緋之介から小野友悟に、吉原大門もしっかりと閉ざされましたね 。楽しく面白く緊張感ありの物語物語完結でした。2020/07/20
パーやん
2
日光参詣の家綱の行列に甲府30人の死兵が襲い掛かる。警護の旗本は茫然として役に立たず。ただ、小野父子だけが身を呈して家綱を守る。で、家綱から躬のもとへ参れ...と言葉を賜ったまでは良いのだが、老中阿部豊後守の怒りは極まり無茶な襲撃が続いちゃう。7巻も続いてこれで良いのかぁ。紀伊頼宣が明かす、吉原の秘密も確かに面白いが、ここで話が終わってしまうんじゃ単なるヘェ〜のお話。物足りない (´-`) 2017/07/16
真理そら
2
1~7巻まで読み終えた。主人公の成長物語としてのまとまりがあって気分よく最終巻まで読むことができた。2017/05/01
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
1
体があまり強くない将軍家綱が、家光公の十三回忌で日光に行くため江戸城を出ることになり、織江緋之介と父の小野忠常は供奉を命じられた。そこには甲府徳川綱重と館林徳川綱吉の家中が手ぐすね弾いてまっている。そして最後には、吉原と徳川家との因縁が明かされる。 【3.8】2024/08/15
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