内容説明
“憑霊都市”ニューヨークに渦巻く強烈な魔の波動。そこでは愛も友情も冷たく枯凋し、腐臭を放つ仮面と化している。裏切りと陥穽の凍てつく街を狼(ウルフ)は疾る。友よ、人の心の荒野を熱い魂の咆哮で撃て! 怖れるな、悪の鬼神を! 夜明け前の闇が一番暗いのだ! ネオ・ソドムの地に展開される犬神明、孤独と栄光の戦い――平井和正“アダルト・ウルフガイ”シリーズ第9作のノン・ノベル版が、生頼範義の表紙画&挿絵で復刻!
目次
魔王の使者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
inugamix
3
さようなら犬神明、私の青春のヒーロー。
のんき
3
「向こう側」にいっちゃった感が強くてここで平井和正とはお別れ…。
ダーヴェル
2
ウルフガイ、と思わなければそれなりに楽しく読めたのかも。後半、まんま幻魔大戦だし。作者が幻魔大戦に向かっていったのか、が納得できた。そして、その後の向かって行く先も僅かに垣間見えて・・とりあえず、これでさようなら平井和正。いや、まだウルフガイがもう一本あった。2011/09/07
洪七公
1
再読・書影無1986/02/01
洪七公
1
読了・書影無1983/01/07