内容説明
古手問屋の隠居・九郎右衛門は愛妻・お民を亡くした悲しみを趣味の骨董蒐集で癒す日々。それでもお民を偲ぶ気持ちは日増しに募り、ついには墓前で出くわした鴉を彼女の生まれ変わりと信じるまでになっていた。そんなある日、妻の遺品を整理していた九郎右衛門はある異変に気付く……。表題作ほか全六編。人気時代小説シリーズ、堂々の第二十集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
陽ちゃん
5
購入して積ん読していた一冊。京で公事宿の居候菊太郎が身近で起きた事件をうまく解決していくわけですが、ただ罰するのではなく彼らが再起できるように骨を折るところが読んでいて救われます。2018/12/02
くぅ~ねる
2
このシリーズの面白さをずっと感じていたくて19作目までを何度も読み返していたが、遂に20作目を読了してしまった。信じた人に裏切られ、人なり物なり大切な何かを失くしてしまう哀しいパターンが多いが、そんな彼等にさりげなく救いの手を差しのべる菊太郎や仲間の行動により悪者が改心する事もあり、顛末のバリエーションが豊富なところが長く続く秘訣なのだろう。人の情に厚い菊太郎の活躍を見られるのもあと2冊。勿体無い気もするが、読みたい衝動は抑えられない。早く次を読もう。2025/12/28
Akiko Nakano
2
シリーズ20巻目、よくぞここまで色々なストーリーを描けると思う。リズムもテンポも良く、読みやすい。あっという間に1冊完読。2022/10/10
いえのぶ
2
京都の公事宿の居候で町奉行所同心の兄が事件を解決する。解決シーンは短く事件に関わる人々の優しさや悲しさが描かれている。タイトルの短編はカラスを亡くなった妻の生まれ変わりと捉える老人のはなし。2014/02/24
fengui
1
京都の公事宿に居候する菊太郎の物語。 事件が起きて、解決だけではないお話し。 彼は人生の裏と表を見てきたからなぁという解決方法が多々。 でも弟さんはお役人さんだからあまり困らせないようにね。 表題作の「鴉浄土」は私もそんな鳥に出会うことがあるのかしら、と考えてしまいました。2014/02/13
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