内容説明
藤原摂関家を追い落とそうと企てる、呪天率いる鬼の一味。その呪天は、犬蠱の呪いを取り込んだ凶悪なスズメバチすらも意のままに操るようになっていた。搦め手で襲いかかる悪意に、大陰陽師・安倍晴明もついに邸へと戻ることになった。一方、女童の冬路として中宮のもとへ通うことになった道冬は、自らの内で蠢動する「漆黒」が騒ぎ出して――? 陰陽師絵巻、「呪天編」クライマックス!
目次
序章 ある証言
第一章 陰陽師の務め
第二章 晴明の帰還
第三章 黒い感情
第四章 冬路と暦得業生
第五章 朱天と捨丸と
第六章 応天門の悪霊
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
23
モテすぎる冬路の行く末が心配ですが、道冬自身は自分の中の「漆黒(仮)」を自覚し出して、苦悩。そして畳は役得です、良かったね~(笑)。吉平・吉昌兄弟の動きが気になります!続きを待つ。2013/11/12
ネムコ
15
さばえなす神・大盛りからメガ盛りになりそうな予感!(笑) でもホントにこの本は2時間で読み終わるなぁ。通勤電車、行って帰ったら、もうおしまい。長い時間かけて書いている瀬川さんに申し訳ない。2014/05/08
そうび
13
終わり方がホラー。主上に愛でられる冬路がいいね、道冬はいつも斜め上なハッピーを享受している。128pの冬路ちゃんでご飯おかわりできます。あの人この人もあやしさ満載、吉昌が無事生き残れるか来年まで待つべし。2013/11/12
マーチング
11
ここに来ての主上が!危うく全部持ってかれかけましたよ(笑)それにしても毎回思うけど、主上にしても中宮にしても、あんな人たちなら仕える人たちは楽しいだろうな…しかしまあ、道冬ほんと最強だな。2014/11/11
よっしー
9
な~んか巻を追う毎にますます話がややこしくなってきてる気がする…。そんな中、中宮様を筆頭の創作話は笑いのネタとして最適ですな。安倍一族もそれぞれ思うところがありそうなので、今後はどう展開していくのやら。気になるところで終わってるので…続きを早く読みたいです!!2014/12/15
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