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内容説明
平和の訪れたアースシーで,自分の持つ力をつきとめるため,大賢人不在の魔法の学院ロークへやってきた,ある少女の物語「ドラゴンフライ」.アースシー世界を鮮やかに映し出す短篇「カワウソ」「ダークローズとダイヤモンド」「地の骨」「湿原で」.さらに作者自身による詳細な解説を収録する.『ゲド戦記外伝』を改題.
目次
目 次
ま え が き
カ ワ ウ ソ
ダークローズとダイヤモンド
地 の 骨
湿 原 で
ドラゴンフライ
アースシー解説
訳者あとがき
少年文庫版によせて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
115
ゲド戦記のスピンアウト作品集でゲド戦記全体をサラッと読んだ後に再読するとこの世界観の理解が深まるような気がします。それぞれの登場者の話が5つ収められていますがやはり表題作が一番印象に残る気がしました。最後にある「アースシー解説」がわかりやすくこの作品集の手引きとして参考になりました。2026/01/03
NAO
55
ロークの学院ができる以前から、『アースシーの風』まで続くゲド戦記の世界をつなぐ外伝5話。魔法使いがいて、竜がいて、死霊が強い力を持つ古代からの信仰があって、とさまざまな要素が盛り込まれた世界がどれほどの危うさであるかを痛感する。2025/09/21
ネギっ子gen
52
冒頭に地図が2枚。続いて「まえがき」と題された、作者の思いを吐露した文章。「カワウソ」「ダークローズとダイヤモンド」「地の骨」「湿原で」「トンボ」の、ゲドが主人公ではない、ゲドやテナーが生まれる前に起こったことが記された、5つの【外伝】となる物語。巻末の「解説」は、アースシー世界の種族・言語・歴史・竜・魔法などについて、ル=グウィン自身が解き明かし、作者の構想したアースシー世界の全貌が鮮やかに見えてくる。ゲド戦記副読本か。【実在しない歴史をさぐるには、物語っていって、何が起こるか、見きわめるしかない】。⇒2022/04/27
美紀ちゃん
47
再読。よーく比べてみたら「ゲド戦記外伝」と内容が同じなので、こちらを読んだ。解説を読むと、作者の世界観がよく解る。納得できるし、よく作られている。「湿原で」ゲドが出てきてホッとする。2014/04/22
たつや
45
全4巻のはずが、7~8年のブランクを経て復活したらしい、外伝を改題したらしい。まえがきを読むと、作者自身が続編を依頼され?、物語の続きが知りたくなったと書いているのが、面白い発想だとおもった。こんな大長篇を書く人の頭のなかは、やはり、普通の人とは違う様だ。全部で5つの物語に別れているが、1~4話までが前作までのおさらいのような構成になっていた。最後のドラゴンフライで、いよいよ最終巻に続くようです。個人的には感動もなにもなく、「ここまで読んだから」という、惰性?で読んでいました。でも、文句はないんです。壮大2017/02/16




