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内容説明
故郷の島ゴントで,妻テナー,顔に大やけどを負った養女テハヌーと,静かに余生を送るゲド.そこへハンノキというまじない師が訪れ,物語は再開する.ふたたび竜が暴れ出し,緊張が高まる.テハヌーは,レバンネン王に王宮へ呼び出され,重要な使命を与えられるが…….アースシー世界を救うのは,いったい誰か.
目次
目 次
1 緑色の水差し
2 王 宮
3 竜 会 議
4 イ ル カ 号
5 再 結 集
訳者あとがき
少年文庫版によせて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
123
ゲド戦記も第6巻目となりあとは最近訳された外伝のみとなりました。全巻が様々な話をいくつか集めたのに対して比較的すらっと読むことができました。最初のころの物語本来が戻ったようです。6巻を通じて読んできて中間ではどちらかというと精神的な感じの話が多い気がしたのですが。今回はゲドはわき役になった感じがします。2026/01/11
まふ
107
シリーズ最終巻。無力の一市井人となったゲドをハンノキが訪ねる。おとなしかった竜が再び暴れ出し、レバンネン王はテハヌーたちとロークに向かう。アイリアン、テハヌーなどが本来の竜の形となり最後は人間と竜を隔てていた石壁を壊して「人竜一体世界」へと新たな出発を迎える…。なんだかよくわからない結末だが、生と死、明と暗、夜と昼など、人生を隔てる二つの世界を対立的思考ではなく、「あるがままに受け入れよう」というのがル・グインさんのメッセージかな?と思ったりしつつ6巻にわたる大長編を読み切った。G818/1000⇒2026/01/12
ネギっ子gen
59
【確かに世界は広く、謎に満ちている。だが私たちの心のほうがそれよりもっと広く、もっと多くの謎に満ちているby ゲド】ゲドの下を、愛する妻に死なれたハンノキが訪れ、奇妙な夢の話をする。これが物語の発端。一方、再び竜が暴れ出した。国の危機を察知し、レバンネン王は敵対する国の王女を伴い、テナーやテハヌーたちとロークへ向かう――。これは、児童書のコーナーに置いておく書でしょうか? ファンタジーという体裁は取っていますが、その中身は、死・自由・異文化・所有・欲望などへの深い考察。愛の物語も織り込まれてはいますが。⇒2022/05/12
くたくた
49
最初の三部作の18年後に『帰還』その10年後に本作。三部作で十分に描かれなかった死後の世界についての再構築を試みている。前作から時間をおいてこの本だけ読めば納得感を得られたかもしれないが、1冊目から通読するといろいろと無理だった。なによりも、解説的な記述が多い。セセラクとレバンネンが少しづつ距離を縮めたりするところはなかなか良いし、ハンノキも素敵な人物なのだけど。なによりテハヌーの旅立ちには涙するのではあるけど。石垣を壊す描写は、ベルリンの壁崩壊を思い出させられた。物語全体が、現代史の引き写しともとれる。2025/03/17
美紀ちゃん
45
外伝「ドラゴンフライ」を読んでからこの巻を読む。初読み。アースシーの風は、読後がとても爽やか。レバンネンが良い王で良かった。テナーの笑顔で終わるのも良い。長い旅を終えた安堵感。良かった。2014/04/25




