内容説明
魔道士ガルダの軍勢からヘリオを奪還したオルバたち。それを端緒にアークス・バズガン率いる西方連合軍はガルダ打倒を目指す。 傭兵の一小隊を任されたオルバは、猛将ニルギフが守るカダインへと向かうことになるが、そこでは恐るべき罠が待ち構えていた。 西方全体に広がった戦火は、それぞれの思惑までも呑み込んでいくが── かつてない難敵を前にオルバの抱く覚悟とは? ガルダとの決戦の行方は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
28
魔導士ガルダvsオルバ。オルバだけでなく周りのキャラも入り乱れての大決戦となった今回は英雄誕生とも言えるほどに盛り上がる超王道的展開。赤竜モロドフも国の為、自らが信じる姫の為に戦う戦士としての姿を見せてくれた。王族の血と王の地位の必要性を感じ取ったオルバは今後どう動くのか。エスメナも精神的に大きく成長しオルバを動かすきっかけになったりとガルダ戦最後にふさわしい1冊だった。ビリーナ?知らない子ですね2014/01/18
佳蘋(よし)
10
今回もおっさんがいっぱい出ておりますねー。満足。皇子の時も面白かったけど、一傭兵としてがんばっているオルバもよかったです。2011/12/23
ぽいふるん
7
もっと長くなるかと思ってたけど、ざっくり2巻で一段落。次の巻はどんなストーリーになるかワクワク2014/04/28
柏葉
5
タウーリア完結編。第一部は剣奴隷が王子の身代わりに、というところに面白さがあったため、第二部の単なる傭兵の物語になってからはそんなに面白く感じなかった。何よりタウーリア地方の地名と登場人物が覚えられない。一人一人に関するエピソードがあまり出ないままにいろいろな人物が登場するので、覚えるのに一苦労だった。2016/01/10
のぶ君
5
6巻。ついに出た6巻。そして進化するあとがき。オルバのカッコよさに惚れる男は俺だけじゃないはず。だってほら、男たらしだからね、彼。もっと言えば、烙印の無双でいいだろ。魔道だって常人に打ち破れるだって!?なんだその心地良いパワーバランス。しかも大阪屋週刊ランク20位だって?イケるぞ!杉原先生!メディアミックスイケそうだぞ!!頑張れ、武将のレベルアップ張りに頑張れ!!2010/07/12