内容説明
「ぼくの名を気安く呼ぶな」神であり悪魔でもある神魔アガルと契約をし、彼の恋人となったレジナ。辺境での事件を解決した直後、連れ去られたレジナが目覚めたのは、魔王マグラシスが支配する閉ざされた世界だった。兄に似た面差しの魔王の優しげな態度に戸惑いを隠せないレジナだったが、魔王の城で再会したアガルに、冷たい眼差しを向けられてしまい――!? 一途な魔物と乙女が織りなす悪魔召喚ラブ★急展開の第六弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
40
前巻での自らの予想が的中してしまった事に胸が打ちひしがれる。一番見たくなかった終幕が一つ、この巻に収まってしまいました。心の底から「この人を幸せにしてあげて!」と思う人物がいる作品、というのは本当にごくたまにしか出逢えないもの。久しぶりに出逢えていたんだなぁ、とこの巻を読んで改めて思いました。そう思える程の人物を創り上げる作者さん。そう思える程の設定と展開を繰り出す作者さん。ライトノベルであり、あくまでもファンタジーだと画面の外から見ている事を常に意識できるのに、ふとした瞬間画面を忘れさせる。そんな作品。2015/10/06
ひまわり
11
愛しのヴィネト様が・・・幻魔王として復活した時に人間だった時の記憶はあるのかな? 操られたとはいえ自らの手で主を弑逆してしまったバレク。レジナに救うことはできるのでしょうか?2015/07/19
まなな
10
ヴィネト卿…。ラウルのようになってしまうのか、それとも希望があるのか、今後が気になるところ。結構好きだから敵になって欲しくないけど、花神〜の時は結構過酷な運命だったからなー。 今回の目次の7曜は凝ってた!2015/07/17
yuki
8
あぁ・・・愛しのヴィネト様・・・。・゚・(つД`)・゚・。2015/07/12
杠
8
ヴィネト卿は好きなキャラクターだったのでここで退場とはかなりつらいです。バレクはどうなるんでしょうか…。卿のことだからこの後また登場してくれると信じています!!レジナの口説きはすごかったですね笑。2015/06/21