内容説明
「……ぼくの主に気安く触れるな」神魔アガルと契約し《名もなき悪魔》の生態を解明する朔使となったレジナ。朔使総帥の後見で、本人も知らないうちに貴族の養女となっていたレジナに持ちかけられたのは、辺境伯爵との結婚話! 大貴族で朔使でもあるヴィネトが婚約者の振りをするけれど、求婚者は諦めずに悪魔を使ってレジナを攫おうとしてきて――!? 一途な魔物と乙女の恋に、未来の幻魔王も参戦? 召喚ラブ★第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
38
この作品の題名「恋と悪魔と黙示録」の黙示が、悪魔との隠された恋を表す物だと漠然と思っていたのですが、この巻にきて破滅への輪舞曲が奏でられ始めたのか?と思わされる最後。カラシャの前巻での言葉もありますし。それにしても、今巻はそういった読みをしたくなるようなとても面白い展開。このシリーズを通して一番私は好きです。何より主人公達の成長が著しく良い。互いに守るだけ、守られるだけの関係性から脱却し、二人が共にある為に、周囲に認められる為に、態度と行動が伴ってきた。次巻への心を弾ませる展開。早く読まねば!2015/10/04
フキノトウ
36
ヴィネトが言った、「乙女主従」が的確で吹き出してしまいました(笑)ラスト、驚きました。こんな良いところで終わるなんて...。早く続きが読みたいです。2015/01/29
ぐっち
28
今回も乙女主従がノリノリです。しかもアガル、そんなこと言うなんて~!ヴィネトとバレクも楽しいし。まさかのヒキで終わっちゃって、次も早く読みたいです。。。2014/11/08
まろりん
16
アガルは相変わらずかっこ可愛いな!今回は主従ごっこで遊んでいたのか…。人型か獣型か迫るところは艶気があっていいですね(*´д`*)しかし最後の方でアガルが卿にまさかああいう事を言うとは思わなかったので、ちょっと感動した。アガル自身が成長した&卿にちょっとデレたともいえなくもないな。でもその後まさかのヒキが…この解決を是非ともかっこよく甘々な展開でお願いしたい!2014/11/04
なぎ
14
今回も面白かった。バレクのおねだりが可愛いすぎる。ヴィネトが本気になってきてるとこもいい。続きがかなり気になるのではやめに出てほしいなー。2014/11/01