内容説明
邪神クトゥルーと地球先住の神々の壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされた! 人類の運命やいかに――!?
葛城繁の絵に出会った銀座の結城画廊を再訪した伊吹涼と安西雄介だったが、画廊は忽然と消え、異臭を放つ奇怪な魚人間・インスマウスの巣窟となっていた。姿を消した画廊経営者・結城大和と妹・伽や子の手がかりを求めて雄介兄弟、弟の風太とともに奔走する涼を、行く先々で邪神による怪現象が襲う。そしていつしか邪神の手は、涼と風太が家族と暮らす東京郊外の団地にまで及んでいた――!
栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森博嗣作品が好き
10
まだ序の口ですが、遂に妖怪大戦争の始まり始まり~^^; (つい、グイン・サーガを思いながら読んでしまう・・・)2016/03/12
aki
10
日常に少しずつ現れ始めた異常な出来事が見え始めた一巻とは違って、二巻では完全に異世界に深入りし始めている。化け物の描写が気持ち悪い(笑)一巻では涼・風太の兄弟が何かの力を持っている、というようなストーリーだったけど、二巻では雄介・竜二の兄弟が頑張っている。古き者たちと先住者との戦いがこれから始まるんだろうけど、そこに人間はどう介入して(または身を守って)いくんだろうか。一、二巻でだいぶ話が壮大になってきたけど、三巻でどう話がまとまっていくのか。一巻で出てきた能力者?みたいな人たちはどう活躍するのか。2015/08/25
ゆうこ
0
再読なのに、まるでストーリーを忘れている。水棲人の描写にうなされた事だけは覚えているのに。 こんな所で終わりにされても…。早く続きを!!!2015/07/07