徳間文庫 ヤングガン・カルナバル６ そして少女は消えた

著者名：深見真【著】

徳間書店（2015/05発売）

• ISBN：9784198934774

内容説明

母親から離れ転校もし、さびしい日々の一登だったが、ようやく友達ができた。一方塵八は漫画を新人賞に応募する。結果発表はまだ先だが、なんだか落ち着かない。さらに弓華は見知らぬ男につきまとわれ「久遠伶に危機が迫っている」と告げられる。あわただしい中、別の高校に潜入することになった塵八と弓華。塵八は鳳凰連合の組員に傷つけられた過去をもつ一人の少女に惹かれていく――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[藤月はな（灯れ松明の火）]

塵八っつあんや弓華ちゃんが好きな人から疑われる場面の相似や会長との拳での仲直りに微笑ましく、思っていたら、高校にいた全員、皆殺しで気が塞ぐことに。それにしても毒島の性格や発言、更に前巻でホラー映画見ながら虚さんのこと、思い出して涙が止まらなくなった様子を考えると、やっぱり、毒島の想い人は虚さんなのかな・・・。それにしてもネグレクトやDVを娘にしながら、娘をも自分の危険に巻き込む紫良ちゃんや怜ちゃんの父親が身勝手過ぎて「だったら子供を作るな、糞野郎ッ・・・」と思ってしまいます。

2014/12/06

[hnzwd]

心地よいｽﾋﾟｰﾄﾞ感。良い感じのゲストキャラは使い捨てにされて…いつ主人公達にその牙が向くのかと思うと怖い。

2011/12/14

[陽介＠中四国読メの会参加中]

シリーズ後半開始。なんですが、この巻だけシリーズ他の巻と浮いてる気がしますね。塵八と由美子、弓華とカノコの絡みが少ないから？二人が名前で呼びあってるのを由美子とカノコにそれぞれ誤解されるところとかシリーズ屈指のニヤニヤポイントでした。そういうところばっかり覚えてて、肝心のアクションシーンとか鷹王の正体とかはすっかり忘れてます。

2013/12/22

[えむこ]

毒島かわいいなぁ。不器用さがすごくいい！鳳凰連合のトップとギャウザルの正体？はやっぱりなーって感じ。

2014/02/25

[チェブラリー]

今回もえぐい展開です。 いや・・毎回？

2011/12/07