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内容説明
蘇我の死は、坂本の精神を大きく揺さぶり、遂にそのスイッチを入れた。優しさを捨て去り、どこまでも合理的にゲームクリアのみを考えるようになった坂本と、吉良&東郷ペアの熾烈な闘いが幕を開け、――吉良に絶体絶命の危機が訪れる事になるが…!? そして、ルール変更に端を発した混乱が収束し、新たなチームが編成される。さらに、今まで語られてこなかった織田の過去が明かされる新章スタート!! 彼の過去を知る新キャラクターも登場し…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
71
蘇我さんを殺してから坂本がゲームと現実の区別がつかなくなる。ある意味、このゲームを制するには合理的な判断ではあるのだが、錯乱してこの選択をする坂本に不安を感じる。ヒミコは坂本の再会に喜ぶよりは、坂本の豹変に驚いている。ヒミコを襲った下僕を仲間にし、チームを再編することに。また織田の過去が語られるようになり、織田の心に母親がいることを知る。それと過去編の始まりは、近い将来に退場を意味しているのではないかな疑う。場は混乱しながらも確実にゲームは進行していく。2019/11/22
sskitto0504
10
過去編がここに来て。特にいらなかったような気がする…話は特に進みませんでしたね…2015/09/24
椿
9
坂本は、おかしくなったまま。そして、織田の話へ。母親思いなんだなぁ。意外だ。2015/07/03
まゆにゃ
8
坂本はん発狂、これはこれでwwwと思ってたら、織田の過去編に。サカモト無双モード(異)は不評だったのだろうか。2015/05/11
袖崎いたる
7
リアルBTOOOMのゲームにおいては殺意の対象になった人たちが集められている。殺意の対象になるような人間はやはり欠落(個人的には「差異」とみなしたいが)があるのだ。そんな連中と協働しようという試みは自壊の要素を必然に共同体の内側に絡ませることになる。殺意の感情は個人的には頽落の突破、ないしは本来的生を生きることになる気がしないでもないが、殺意を持つのと殺意を持たれるのとではどちらが人間として問題があるのか。個人的には前者は救われて欲しいが、それは後者を殺すことになりはしないかとか、この作品を読んでて思う。2015/05/11