内容説明
馴染みの土鍋屋が強請(ゆす)られた。あるじの幸右衛門に相談され、助太刀に入った安兵衛は必殺剣滝落しの遣い手と斬り合い、傷を負う。その場は追い返せたが、ついに敵は安兵衛の居候先の料理屋笹川を狙ってきた。女将のお房(ふさ)とは情を通じる仲だ。新たに巨悪の影が垣間見えると、安兵衛は流浪侍の藤倉、蝶々の玄次、さらに北町奉行所にも合力を得た――御用だ御用だ! 喧嘩剣法が悪を断つ。シリーズ第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひかつば@呑ん読会堪能中
7
2~6巻を飛ばしてしまったが何ら問題なかった第7弾。安兵衛が居候する料理屋と近所の土鍋屋に悪さを仕掛ける深川の悪に対し、子連れの浪人と手を組んで闘うという呑みながら読むのにちょうどいい軽快な話であっというまに読了。2013/09/02
ひさか
2
安兵衛の居候先を狙う一団が相手の話で、こういうことはあるだろうと思っていたので、緊張感がありました。しかしストレートな筋運びであっという間に読了。もう少しひねりがあっても良かったと思います。2012/08/28
タカシ
1
今回は笑月斎ではなく藤倉といういわくありの子連れ浪人が仲間入りで新展開。相手も強くてバックに大物がいるパターン。藤倉も強いので緊迫感はないけど新鮮味はあった。はたして次作は。2013/10/22
犀門
0
#194★★★☆☆2015/09/30